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物事の本質を見極めろ!(5/5) ~サラリーマン悟りの境地~ [哲学]

これが面接など試験官の判定による試験の本質で、面接においての本質を見抜くとは、「主観がものを言う」ということを意識して準備するかどうかなのだ。そして主観を考える場合、「常識的にはどうか?」と見ることがすごく重要となる。常識は人によって解釈が違うかもしれないが、この場合の常識はわかるだろう。面接を受ける側の常識とは、好感度だろう。第一印象で好感が持てるかどうかだ。見た目と礼儀などの態度だよな。そのくらいはわかるはずだ。
 つまり、面接に限らず、判断基準が「主観」であるケースは、世の中にはものすごく多い。面接に代表されるような主観の判断とは、判断者の考えですべてが決まるということだ。逆に、世の中において、客観的な基準で決まることはほとんどない。まあ、学校のテストぐらいなもんだろう。ガキは、世の中の何でもが客観的な基準で決まると思ってるが、大人はそうは思ってない。世の中は主観で決まると思っているのが大人だ。客観的な基準で決まると思っているから、「理不尽だ」という言葉が出るのだ。世の中は主観で決まる、だから理不尽は当たり前だとわかっている人は、本質を見抜いているわけだ。つまり、本質を見抜いてる人は最初から、それに備えて行動しているから、全く慌てない。物事を大局で見る余裕さえ生まれるから、女性にももてるというオマケまでついてくる。
 サラリーマンなら、いろんな問題が毎日起こる。理不尽なことも毎日起こる。理不尽だと思う事が起こった場合、それはまだ本質が見えてないということになる。訓練だと思って、日常の問題の本質を自分で考えてみればよい。アニキの過去ブログでもテーマにした「評価」「残業」「給料」を覚えているだろうか?その本質はこうだ、「評価は好き嫌い」「残業は前向きな人間の仕事」「給料はプレッシャーの対価」だ。今後テーマにしようと思う「接待」「つきあい」「結婚」など、本質を見極める必要があるテーマは、身近にいくらでもある。
 だから、よく考えなければならないのは、自分が直面する問題について、その本質はどこにあるのか?ということだ。それにはまず、「その真の目的は何か?」をじっくりと考える訓練をすることが必要だ。じっくり考えることで脳が活性化する。すると、次第に物事の本質が見えてくるから、無駄な行動がなくなる。本質をじっくり考えなくても、自動的に答えは出てくるようになる。これがサラリーマン悟りの境地だ。
 悟りとは、「物事のしくみが理解できること」だ。要は、その物事の本質が理解でき、そのことがどう生活の中で機能しているかがわかるってことだ。平たく言えば、「人間は何で生まれてくるんか?」とか、「運の良し悪いは何で決まるか」がわかっているということだ。「人間とは…」などという難しい哲学は行者や変人にでもまかせればいい。だから、サラリーマンの日常で起こる身近な現象については、自分で見極めてゆくのが賢い生き方だろう。本質を見極める訓練を積むことで、物事がどう流れるかわかるので、結末が予想できる。ということは、準備できるってことだ。準備ができれば、すべて想定内ということになる。想定内なら焦ることもなくなり、ハッピーな毎日を送れる。
 そうだ、本質を見極めるとは、ハッピーな毎日を送るために欠かせない重要な能力である。まずこいつを手に入れないで、何を手に入れるっていうんだ?金か?女か?そりゃ、順番が逆だろう。まずは、自分がほしいものを望む前に、本質を見極める能力を手に入れろ!な、そうだろう若者よ。
 今回は説教になってしまって悪かった。
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