SSブログ

サラリーマンの謎「残業」(1/5) ~日本人よ、罠に気付け!~ [哲学]

 今の世の中、残業は悪いことの象徴のように言われているよな。しかし、日本がここまでになったのも、先人の残業の賜物なのだが、そんなことは忘れられている。高度成長期に馬車馬のごとく働き、弱音は一切吐かない先輩達がいたのだ。そして、一気に世界のトップ集団に追いついた。あの頃は給料も倍々ゲームのように上がったとアニキは聞いている。まあ、だからブラックな環境でもモチベーションを保てたのかもしれない。要するに、日本人はやるときゃやる民族なのだ。
 そんな日本の姿を見て、外国人は脅威を持った。そう、外人が脅威なのは、馬車馬のように働く日本人なのだ。これが東洋の神秘であり、残業及び休日出勤という上司が見ていない環境においても、手を抜くことをせずに黙々と働く日本人がとてつもなく恐ろしいのだ。日本以外でここまで必死に働く人種はいない。個人的にバリバリ働く奴はどの国にもいるのは当たり前だ。そんな連中はどこ国でもほんの一握りで、そいつらは国を牛耳って甘い汁を吸っている。ところが日本人は、アリンコのごとく団体となってバリバリ働くのだ。多勢に無勢で、こんな国に勝てる他国はない。脅威以外のなにものでもない。戦争で被害を受けても、災害で被害を受けても、あっという間に復興する国は他にない。
 ちょっと話は逸れるが、太平洋戦争の復興について少し話そう。昭和20年に戦争で負けた日本は、アメリカの指導で復興したことになっている。確かにそうなのだが、実はアメリカの指導なんかは関係なく日本は自力で復興したのだ。アメリカ自身も、日本を復興させたという自信を持っていた。だから、アメリカはその後もいろいろ戦争仕掛け勝利してきたが、日本以外のどの国も復興していない。アフガンや湾岸戦争なんか見れば明らかだ。日本を復興させたようにやれば、どの国も復興すると。しかし、そうなっていないのは、今の中東の状況見ればわかるよな。益々混乱している。それを目の当たりにしたアメリカは、あれっ?と思ったはずだ。そして、気がついたのだ。戦後の復興はアメリカに指導の賜物ではなく、日本人の自主努力であると。で、急いで日本人を研究した。その分析からわかったことは、日本人は追い込まれるほどに一致団結する民族であるということに。すると、急に日本という国が恐ろしくなり、日本を表だって攻撃してもダメだと気付いた。攻撃すればするほど強くなる国なのだから、別の方法で長期的に陥れなければならない。
 そう、長期的に力を削いでゆく方法だ。まずは子どもを骨抜きにするして将来の芽を摘む作戦だ。それが「ゆとり教育」だ。人間の持つ競争心や野心を子どものうちから奪うのだ。そして、現役世代を骨抜きにする作戦が、「残業は悪」という概念の定着化である。
 そうだ、これらはアメリカの罠である。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。