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「嫌われるホメ言葉」を使いこなせ!(第一弾) [コーヒーブレイク]

 褒め言葉はその人を褒め称えるために存在する。今は褒めて人を動かす時代だ。褒め殺しという言葉まである。まさに褒めのダメだしである。しかしその一方で、世の中には嫌われる褒め言葉というものが存在する。では、その存在意義は何か。
 アニキは言う。人を褒めることが人生をよくするというのが現在の精神論だ。世の精神論者はこれを提言している。言い換えれば、人を褒めなければ人生は良くならないのだ。アニキもこの考えには同感である。ならば、とにかく褒めなければならない。しかし、本当は褒めたくない人もいるのだ。本音は「けなしたい」のにだ。そんなシチュエーションで活躍する概念として、嫌われる褒め言葉が存在する。これは人生を豊かにすると同時に、とても重要なコミュニケーション能力にひとつであると考えていただきたい。
 ということで、今日は嫌われる褒め言葉というものを勉強しよう。いくつか具体的な例を紹介するので、自分でもオリジナルを開発してほしい。
 アニキの友人にH君という人物がいる。彼は名古屋に住んでいる。彼は美食家であり、普段から不摂生のため糖尿病なのだが、それが彼の自慢だ。糖尿病は一般的にはいいとこなしの病気だが、一つだけメリットがあるらしい。H君はそう言うのだ。彼の趣味は風俗へ行くことなのだが、彼はそこですごくもてるのだ。年齢もアニキと変わらない年だし、小太りで男前でもない。ではなぜ? 実は、糖尿病の影響で、おちんちんの汁が甘いらしいのだ。それで、風俗のおネエちゃん達は喜ぶというのだ。おおかた練乳というとこか。そこはものすごくニッチな世界ではあるが、男にとって「もてる」とは最上の喜びだ。だからアニキもH君を褒めるのだ。「おちんちんの汁が甘くていいね。うらやましいよ。」「俺も、甘い汁になりたい」と。
 さて、アニキの会社の先輩にドラえもんに似た愛らしい人がいる。仮にTさんとしておこう。どこがドラえもんなのかというと、ただ丸々と太ってるだけなのだが。本人はドラえもんという愛称が気に入っており、OL達にドラえもんと言われるのが好きだった。しかしどうもアニキは腑に落ちなかった。体型が似てるだけでドラえもんというあだ名を付けてもらっていいものかと。というのは、ドラえもんのドラえもんたるところは、便利な未来の道具を何でもそのポケットから出してくれるところだ。しかし、Tさんにはそんなポケットはない。飲み会の時には、きっちりと割り勘にするぐらい、そのポケットからはお金すら出てこないのだ。まさに、「ポケットのないドラえもん」なのだ。そんな話を後輩にしたところ、彼曰く「それは役立たずってことじゃないですか。」とはっきり言ってしまった。それはけなし言葉だからよくない。人は褒めなければならないのだ。だからアニキは、「ポケットのないドラえもん」と事実をそのまま伝えてる。本人はそれでも上機嫌である。
 アニキの会社の女性で、年齢を詐称している人がいる。特に気にしなければいいのが、詐称の範囲が公差を大幅に外れているため、ちょっと注意した方がいいんじゃないかと思っていた。ゆうに40才を過ぎているのだが、本人は20才だと言ってる。周りはウソだと思ってるが、やはりウソは良くない。アニキはそう思う。なら、それを真実に変えてやればよいだけのこと。簡単なことだと思い、彼女が20才と言った時には必ず、「犬の年齢で!」と親切に付け加えてあげることにしている。
 以上3つの話を紹介したが、勉強になったであろうか。ここに紹介したのは、他愛もない話だが、ぜひ、みんなもオリジナルを開発してバンバン使ってほしいと思う。
 あまり歓迎されないネタだから、評価を見てから次回を考えたい。

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