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「かっこよさ」の定義(3/8) ~第2の定義「信念と行動軸」~ [哲学]

 第2に、人としての最重要ポイントだ。それは「行動軸を持つこと」だ。そして「その軸がブレない」ことだ。かっこよさというより、人間としての基本だが、大抵の人にこの行動軸はない。行動軸がないのによく仕事ができてるなと、正直感心する。これがないと、フラフラした人間に映ってしまう。若者ならまだしも、いい歳の大人がこれじゃ、がっかりだよな。自分の上司にこんなのがいたことを想像してくれ。悲惨なんてもんじゃない。だから、行動理念や信念を持つことの大切さを皆に教えたい、ということがアニキがこのブログを立ち上げた理由でもある。理念や信念のにない人間を見抜く眼を持ち合わせていなければならない。それほど大事な概念で、言わば人間として生きる基本だ。理念でも信念でも言い方は何でもいい。その理念や信念から行動軸が決まるのだ。要は、そういう考えを持っていることが大事であり、それが一貫していて決してブレないことこそ、目指すべき人の姿だ。
 この「軸を持ってブレない」ということがどれだけかっこいいか、想像したことがあるか。皆、無意識のうちに引き込まれていく人間性の秘密はここにある。映画やドラマの主人公がかっこいいのはすべてこれだ。イケメン俳優がかっこいいのではなく、イケメン俳優が演じている男の生き方がかっこいいのだ。「学校では手のつけられないヤンキーだけど、友達を大事にする」とか、「ケンカがめちゃくちゃ弱いのに、友達を助けるためにいじめっ子にボロボロになって立ち向かってゆく姿」とかあるだろう。あれだよな、かっこいいのは。だから、映画やドラマはただボーッと見ていてはダメだ。かっこいいと思うところをしっかり分析し、「この男のどこがかっこいいのか」を見抜く目を持て。女性はそこをしっかりと見てるぞ。これは女の感性というアンテナにひっかかる部分で、とても重要だ。
繰り返しになるが、なぜ男はかっこよさを目指したいのかと言えば、女にもてたいからだよな。そして、同姓からは賞賛されたいからだよな。動機はなんでもいい。さっきも言ったが、これは太古の昔からの男の「原始機能」で、創造主はそういう風に男を作っり、女は「かっこいい男が好きだ」という風に作った。これが女の「原始機能」だ。アニキ哲学の柱である「原始機能」を理解することの重要性はもうよくわかってるはずだな。以前ブログ「アニキの強者論」でも少しこのことに触れてるから、分かりづらかったら読んでみてくれ。
 で、女からみた時のかっこよさのひとつが信念だ。理念や信念という表現が固いなら、「筋の通った男」だ。生き方の軸がビシッと通ってて、決してぶれない男だ。「男らしさ」っていう言葉も日本にはある。何となくイメージできるよな。昨今のドラマを見てれば、主題は愛・友情・信頼・義理人情・感謝・愛する者を守る・恩返し・報われる努力など、人間がこの世に誕生してからずっとあるテーマだ。アニキは古代人は知らないが、これだけは言える。人間のかっこよさは、太古の昔から全く変わってないと。なぜなら、人間が社会生活すると必ずこのような人間関係が表れることになってる。で、これが大切だってことは、誰でも知っている。ヤクザ映画の人気の秘密もここだよな。
 そして、そこにプラスして自分の信念がある。生き様だな。人間のこれらの原始機能に対して、自分はどれに心を打たれるのか、気になるのかだ。気になるテーマは人それぞれ違うが、自分なりの信念は必ず生まれる。意識していなくても自然と反応するように、人間はできているのだ。なぜなら、自分が気になるテーマに対し、それを汚される状況になると腹が立つ。腹が立つというのは信念が汚されるからなのだ。

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