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創造主と神様(2/3)  ~神様とは何者?~ [哲学]

 次に神様だが、神様とは我々と同じ魂だ。特別な存在ではない。がしかし、そのレベルは桁違いだ。最も優秀な魂であり、レベルは最上級クラス。優等生の魂と考えてもらおう。そんなハイレベルの魂は、修行内容も一般人を超越している。出生前に創造主との課題検討において、「人々をいい方向へ導く」という修行内容を決めて生まれていく。生まれた時からすでに魂レベルが高すぎるから、出生したその瞬間からその人の周りには人が集まってくる。自然と弟子もできるし、その教えから教義ができあがり、宗教となるのだ。神様という名の優等生は、世の中の人々を導くという壮大な課題にチャレンジする魂なのだ。しかし、所詮は魂の優等生だ。創造主ではないから完璧ではないのだ。一般人から見れば完璧に見えるのだが、ミスも起こす。どんなミスかと言えば、教えにおける弟子達の理解が異なるために、後に宗派が分かれてしまう。元は一つの宗教のはずが、いくつもの宗派に分かれてしまっている。ただ分かれるだけならよいが、お互いが争うようになる。そんなことを、教祖は許しているはずはないだろう。そこにまずミスがある。教祖は自分の死後に、その広がり方までは統制することができなかったということだ。人間の一生が短すぎるというのもあるだろうが、それは課題の期限でもあるから、元々からわかっている。それまでに自分の課題を遂行しなければならないというのも課題であるはずだ。自分の弟子達が分裂して争いを起こすなど、まだまだ足りない証拠だ。しかも、他の宗教まで攻撃しようとする。そんなことを教祖は望んでいたのだろうか?このことから、神様は万能ではないということがわかる。だから、神様は創造主ではなく、創造主が作った魂の優等生であることがわかるのだ。
 さらにまた、神様と創造主が同じであるなら、神様が何人もいるということも説明できない。キリストやマホメットや仏陀など、宗教ごとに神様は存在する。彼らは一般的には神様のお使いみたいに思われているが、アニキはそうじゃないと考えている。神様そのものが人間に化けただけだ。そう考えなければ、神様はキリスト教、イスラム教、仏教などそれぞれに神が存在して、神様が何人もいるのはおかしいことになる。これはどう説明するのか?優等生の魂であるということなら、何人いても納得できる。神様は魂の優等生であれば、何人いてもおかしくないし、神様は無数に存在しても、それは腑に落ちる。アニキ哲学の方がよっぽど矛盾がない。
 だから、神様が世界や人間を作ったわけではない。創造主が作った世界に、神様は生まれてきた。神様が生まれてくる前に、すでに人間はたくさん存在していた。ここからも、神様と創造主が同じではないということがわかる。
 ということで、神様も人間の出であるから、小さなミスも犯す。今まで世界各地で起こった宗教間の問題は、各教祖のミスであり、完璧ではないということを表している。自分の死後までも人々を導くという課題は、優等生の魂でもできてないのだ。これは、どう考えても難しすぎであろう。なのになぜ、創造主は世の中の人々を導く仕事を自分でやらず、神様に任せているのだろうか?そこはアニキもまだ説明できない。

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