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サラリーマンの武器「営業力」(7/8) ~お友達とベッド周りは同じ!~ [哲学]

 まずは、相手の気に入ることを精神誠意してあげることを習慣とするだけだ。そんなことをしているうちに、相手に感謝されるようになったらしめたものだ。そして、気心が知れたなら、飲んだり遊んだりして関係固めをすればよいのだ。恋愛や友人との付き合いとなんらかわらない。強固な関係を築くだけなのだが、なかなかできない。どうしてもプライベートと線を引いてしまうから、仕事がうまくいかないのだ。
 つまり、営業力などとたいそうなことを話しているが、結局営業とはお友達作りだ。年代を超えた友達作りなのだ。友達作りといっても単純ではないことはみんな知ってる。ただの友達なら、気が合わなければ友達にならなければよいが、仕事ではそうはいかない。気が合わない人とでも友達にならなければならない。かなりしんどい作業になるのだが、地道にやらねばならない。だから会社は、そこに給料を払ってるのだ。お友達になれば、仕事は自然と流れるから、給料も自然と上がる。世の中とはそんなしくみだ。考え方を変えてみてもいい。つまり、会社はお友達作りに給料を払っているということだ。
 営業力とは、いわば嫌いな人間とお友達なる能力だ。表面上だけの友達ではない。そんな浅はかな奴はいつか見抜かれてしまう。見抜かれたら、せっかく長年作り上げた人間関係が一瞬で終わりだ。そんなくだらないことで人生の時間を費やすのはバカだ。表面上の友達作りも、本当の友達作りも、かける労力や時間は同じである。ただ、本当の友達作りは労力を労力だと思わないし、時間をかけたという意識もないからわからないだけだ。だから、せっかく時間をかけるなら、真剣に本当のお友達作りをしてみろということだ。心から友達になれる人こそが、営業力があるといえるのだ。
 友達作りを真剣に行うと、自分の周りに友達の輪ができる。最初は、仕事の能力を高める目的で始めた友達作りだが、徐々に自分の周りに友達の層が幾重にもできる。なにか困ったら即、友達に助けを求めることも可能だ。言っておくが、友達とは一方的な関係ではない。持ちつ持たれつの関係だ。頼られるだけの一方的な関係は友達ではない。常に相互に機能する。取引先だとか、年齢が上だから下だからとか関係ない。友達だと思うなら、遠慮することはないのだ。君が「頼ることに遠慮するなら、そいつはまだ友達でない」といことだ。そいつが得意なことはお願いするのが友達関係で、「よくぞ俺を頼ってくれた」と相手は喜ぶものなのだ。友達を持つ環境とはいわば、ごちゃごちゃとした自分のベッド周りと同じだ。何かほしいものがあれば、手を伸ばせばすぐに取れる状態だ。ベッド周りにはいつも、携帯電話や本やリモコンなどでごちゃごちゃしているが、それが機能的で使い勝手がよい。友達関係もそれと同じで、自分の心の周囲に常にごちゃごちゃと存在して、何か必要であればすぐに連絡を取って、問題を解決するということだ。

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