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サラリーマン輪廻(9/9) ~人生は5速マニュアル~ [哲学]

 人類の歴史の中で、サラリーマンは常に活躍してきた。今とは仕事の内容は違うだろうが、給料もらって仕事してきたことには変わりはない。給料をもらって働くのなら、それはサラリーマンで、当時そういう言葉がなかっただけのことだ。そのことに誰も気付かず、サラリーマン輪廻もわからないままでいるから、また何回も生まれ変わる度にサラリーマンをやらなくてはならないということになる。特に「今の仕事がつまらない」とかぼやいている奴は、過去世通算何千年もサラリーマンとして、そのつまらない仕事をやってきているのだ。このサラリーマン輪廻がわからないと、さらにこの先の来世でも再来世でもサラリーマンだ。もしかしたら、数百万年前の同僚は、このサラリーマン輪廻に気づき、とっくにサラリーマンを卒業しているかもしれないのだぞ。 
 サラリーマン輪廻は昨日も話したが、その六道に気づかないと次に生まれ変わってくるときもまたサラリーマンになるという本来の輪廻を繰り返す。本来の輪廻では、死んだ後、ホンモノの六道が待っているから、あの世でしっかりと反省してくることになる。ホンモノの六道は、サラリーマン輪廻の六道の比ではない。気付かないでもいいというものとは違うらしい。どんな六道かはアニキもよくわからないが、これはまあ、死んでからのお楽しみってことだな。
 とにかく、俺たちがやんなきゃならないことは、サラリーマン輪廻を断ち切ることだ。それが、サラリーマンを選んで生まれてきた者のこの世での修行だ。だから何度も言うが、輪廻の本質をじっくりと見極めながら、自分も磨く。やけになってはならない。サラリーマンは修行であるから困難はつきもので、何が起ころうが想定内だと思うことだ。。困難は最初から仕掛けられていると思えば、心に余裕ができる。船を降りるのはいつでもできるのだから、焦る必要はない。それに、自分から無理に降りなくたって、別の船が近づいてくる。自分に磨きをかけてると、不思議と新しい小舟が近づいてくる。それをただ待てばよい。この考えがアニキ哲学「引き寄せ」だ。輪廻の本質がわかり、断ち切る行動に出ようとすると、ギヤが入れ替わり引き寄せの法則が働き始めることになっている。ここに人生は不思議がある。
 抽象的でわかりにくいか?それは仕方ない。具体的に自分に起こることは、人それぞれだから、起こる事柄は千差万別なのだ。しかし、一つだけ共通点がある。それは、誰でもマニュアルギア5速の車であるということだ。ギヤ比や歯車の大きさや歯車の材質などは人により異なる。そのギアは、いろんな気づきによりシフトアップする。詳しくは、後日ブログ「人生のスイッチを見つけろ」で話すが、人生はシフトアップさせながら進むものだ。
 サラリーマン人生は、マニュアル5速だ。まずは全員がローギアでスタートするが、トップ5速に入りスピードに乗れる人は希である。大概の人は2~3速までで、あとは失速して、またローギアに戻ってしまう。だから、ローからセカンドに入ることができれば、そのままスピードを上げてサード、4速まで一気に上げたいものだ。この流れが引き寄せである。つまり、このサラリーマン輪廻を理解するとは、ギヤをシフトアップすることを指す。「引き寄せ」とは、人生のギヤが上がると起こる現象だ。引き寄せとは、自分が引き寄せているように感じるが、実際は勝手に自分に近づいてくる現象だ。目の前にチャンスが現れるということだ。
 ぜひ、サラリーマン輪廻を断ち切って、己のギヤをシフトアップさせ、押し寄せてくる引き寄せに乗ってみてくれ。しかしまあ、この分じゃアニキは来世もサラリーマンだな。

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