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「今世の乗り物」を乗りこなせ!(6/6) ~機能美の追求~ [哲学]

いつも言ってることだが、ここでも脳が出てくる。実は、脳が乗り物の調子を決める。マイナスな感情を抱いていると、乗り物の調子を悪くする。反対に、よいことを考えていると乗り物の調子はよくなる。プラス思考プラス思考と世間でうるさく言うのは、このことだ。プラス思考が乗り物の調子を良くするからだ。当然食事のバランスや適度な運動は考えた上の話だ。車だって、粗悪なガソリン入れ続けるとエンジンがダメになるのが早いよな。そんなことは当たり前だ。やはり、80年ほど乗らないといけないから、できるだけ長い年月を新車のように保ちたいよな。普通に使っていても、大体60年くらい経つとどこかにガタが来る。大事に使おうという意識が重要だ。年とっても、ある程度普通に生活できる状態でいたいよな。それなら、考え方を変えて、プラス思考で脳の機嫌を取っておくのだ。
 で、女の人なんかは、乗り物の外観ばかりを徹底的に磨くけど、中まで磨いてる人は少ない。車に例えるなら、魂が運転手席に座ってると考えればよい。外側はワックスが効いててピカピカだが、座席周りはゴミだらけだ。脳は後部座席に座ってそれを見ているから、「どうしようもないな、こいつめ。シートでもカビさせてやるか。」なんて思ってる。そうすると、内蔵に問題を出したり、血液が濁ったりするから、肌が荒れたり、吹き出物が出たりする。これは脳からの注意なのだが、それに気付かないから長患いとなるのだ。だから、外よりも中なんだよな。中を掃除してないから、助手席にかっこいい彼氏の魂は乗ってこないんだよ。これが道理だ。だから、中を磨け!言いそびれたが、「中を磨け」とは考え方を変えろということである。感謝なんかは、特に脳の機嫌を取ることができる。脳は機嫌がいいと、β-エンドルフィンなんかのいいホルモンを出すから、カラダの中が丈夫になる。この状態を保てば、間違いなく80歳までぴんぴんしてるぞ。
 「乗りこなせ」というのはこういうことだ。寝たきりで80歳迎えても意味ないだろう。息子とはガブガブと酒を飲み、孫とはサッカーできるくらいピンピンしていたよな。それが人生の最終章の楽しみ方じゃないのか。年寄りはヨボヨボじゃなきゃならないなんて決まりはない。学者は言ってるが、人間は本来200歳まで生きることができるらしい。不老不死は無理だ。創造主がそういう風に作ったから。でも創造主は、年を取る状態は指定していない。好きに年を取ればよいと考えている。
 フェラーリやポルシェなど、最初からのスーパーカーに憧れることに何の価値もない。イケメンだって美人だって、美を保てるのはせいぜい20年ぐらいだろう。あとはメンテナンス技術で何とか劣化を食い止めるだけだ。そんなことに力を使う前に、80年乗り続けるためには、どうしたらよいのかを考えるべきだろう。
 乗り物は機能美だ。人生80年をしっかりと乗り切れる機能美を備えた乗り物に、「自分で仕上げてゆく」ことが大事なのだ。そして、そのヒントは脳にある。

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