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「今世の乗り物」を乗りこなせ!(4/6) ~魂レベルの高い人々~ [哲学]

 昨日、大そうな前置きをしたのだが、実は魂のレベルの高さはその行動や考え方から見抜くしかない。だから、魂のレベルを見る時は、その人をよく観察し、話してみなければわからない。
 で、その判断基準はいくつかあるのだが、その一つは前述の通り「小さな幸せで満足してるか」だ。小さなことで幸せだと満足している人の魂レベルは高い。ただ、見極めなければならないのは、口先だけでそう言ってる奴もいるから、要注意だ。巷に出回る願望実現本なんかの多くに、「現状で満足する」という教えが書いてあるから、それをただ口にしているだけという奴だ。「私は考え方がすばらしいんだよ」と言い振る舞ってるだけで、実態のない満足だ。中身が空っぽな満足だ。こいつに惑わされてはいけない。まあ、そういう皮を被った輩は、その行動見てればわかるから、よく行動に注意することだ。「人は言葉でなく、行動で判断する!」とはアニキ哲学における行動基準でもあるから、きな臭いと思ったらじっと観察してみるといい。言ってることとやってることに矛盾があるから、すぐばれる。ということで、「今が幸せ」と本気で言ってる人はホンモノだ。たぶん、その言葉を発した時の顔が違う。内面からにじみ出てくる笑顔が添えられているはずだ。いつも笑顔で歩いているお婆さんなんかは、まさにそれだろう。
 次にレベルを見るコツとしては、威張らない人だ。自分には何の力もなく、すべては周りのお陰で今の自分があると考えてる人だ。うまくいったら周りのお陰、うまくいかなかったら自分のせいということを徹底している人だ。こいつもニセモノがいるから要注意だが、行動を見ればすぐわかるから心配しないでもいい。まあ、謙虚な人はレベルが高いと見ていい。
 わかりにくい高レベル者がいる。がらっぱちの雰囲気で風貌や言動は粗野なのだが、なぜか人望がある人がいるだろう。がさつな性格で言葉も荒っぽい。ヤンキー風でぱっと見はとっつきにくく、この人は一見うざったく見えるのだが、外見だけで判断してはダメだ。その種の人に中に、高レベル魂の人がいる。性格の特徴としては、お節介焼きで義理堅い。人情味もある。喜怒哀楽も激しいが、それはすべて相手のことを自分事と受け止めるから、感情が盛り上がってしまうだけだ。そのあとは決して突き放さない。評論だけではなく、一緒に解決策を練り、悩んでる本人より率先して問題解決に奔走する。仲間から兄貴や親分と呼ばれるような存在だ。このブログの著者はエセ兄貴で、その域に達していないので恥ずかしい限りであるが、できればそうありたいと思っている。
 まあ、カラダという殻の中に隠れている魂のレベルの判断基準をいくつか紹介したが、他にもいろいろある。ただ注意しなければいけないのは、説教が上手なお坊さんが全員レベルが高いとか、滝修行や火の上を歩くような修行を行った行者すべてがレベルが高いと思ってはダメだということだ。結局は、自分の目で見て判断してくれということになってしまう。
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