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人生に迷ったら、本を読め!(3/3) ~本は人生の舵を取る~ [哲学]

 本の重要性はわかってくれたと思う。現在、インターネットやテレビなどのメディアが主流となり、子どもの活字離れが進んでいる。これは危うい現象で、脳にカラダが支配されてる状態だ。脳は楽な方向を選ぶ。なぜかというと、脳は自分であって自分じゃない。脳は別人格であるというアニキ哲学「脳の謎」を思い出してくれ。脳は、カラダにストレスを溜めてくれなければ、それでいいのだ。ボーッとテレビを見ている状態が、脳にとっては心地よい。脳は仕事しないで済むからだ。しかし、それではこの世に生まれた課題を克服できない。脳は決して自分の味方じゃないからな。ここは注意しておけよ。(脳の謎参照方)
 話を戻そう。だから、無理してでも本を読む習慣をつけなければならない。雑誌でも何でもいいから、活字を読めということだ。人生の数は人間の数だけある。創造主はそういういう風に人間を作った。それなら、自分の人生は自分で進むしかない。高村光太郎の「道程」だな。で、自分の道は自分だけのもので、そのあとは誰も通ってこない。じゃ、手探り進むのか?それは漂流だ。
 本も読まずに人生を歩くことは、漂流と同じだ。漂流してたどり着いた場所がどんな場所かは運まかせ。人生は「運」も大事だが、今は「運」の話は置いておこう。漂流は不安だよな、目指すものはあったとしても、どんな方向に向っているのかどうかもわからないし、自分がどの地点にいるのかもわからない。その進むべき道の舵を取るのが本だ。何度も言う、「本は人生の舵を取る」のだ。本で舵を取るのが人生だから、読まないとジジイになっても漂流状態だ。人生には近道は必ずある。まあ、近道というと語弊があるが、最短コースといっておこう。舵さえあれば、台風も避けられるし、大波も避けられる。漂流だと、困難な経験は人一倍できるのだが、身体も心も疲弊するから、辛い割に結果が出ないのだ。本を読まないと辛い人生になるのだ。辛いから、人生の終わりには闘病生活を強いられて、はかなく終わる。こんなつまらない幕引きはゴメンだよな。
 ならばだ、「若いうちから本を読め」と言いたい。本には、著書が魂込めて書いた魔力が閉じ込められている。著者が何十年という人生を懸けて会得したものを、本で教えてくれるから、我々はその経験をしないで済む。何年も研究してきたことを、一瞬で知ることができる。だから読書は多ければ多いほどよい。年間最低50冊は読んでほしいものだな。1週間に1冊ぐらいのペースだ。まずはそれぐらい努力しないと、成功への最短コースは見つからないのだよ。本を読むのも、この世の修行だ。
なぜアニキが読書の数量のことを言うかといえば、読む本の数が増えると、物事の道理が見えてくる。世の中のいろんなことのしくみが見えてくる。そうすると、地雷の埋まってる場所がなんとなくわかってくるから、そこを避けて進むことができる。これが「最短コースが見える」ということなんだ。あとは、そこを歩いてゆけばよい。そうすると、「人生は簡単すぎ!」ということに気づいてしまうのだ。

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