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男は絶滅する(2/4) ~男尊女卑の秘密~ [哲学]

 昨日は、原始時代から20世紀までは、どうしても男が必要な時代であったと話した。
 何が言いたいかというと、「昔は必要だった」ということで、「今は必要性はない」ということだ。実は、男の持つ攻撃的性格や身体的能力は、もうこの地球上では必要がない。人間をばくばく食うような宇宙人でも攻めてきたなら話は別だが、そうでもない限り、男の染色体yは絶命するのは必然であると考える。それが自然なのである。もう、男の役割は終わったのだ。
 ここで、男と女の持つ染色体の話をしておこう。みんなもよく知ってるように、人間の染色体にはxとyの二つがある。女はxxでできており、男はxyでできている。そしてよく言われるのは、人間の完成形は女であり、男はyが加わった突然変異だ。要するに男とは、女からの派生種で、変異して攻撃的性格や身体が大きくなるようになった異形の人間だ。だから、男は子供の頃、女よりひ弱であり、身体も弱く病気がちだ。小学生高学年までは、女の方が背が高かったりするのも、そういうわけだ。金魚と同じだ、ランチュウなんかは、死にやすいから高価なのに飼うのに苦労する。そう、男は突然変異であるため、健康体になり、その能力を発揮するまでに時間がかかる厄介な生き物なのだ。しかし、創造主は人間を突然変異させなければならなかった。
 その理由は、前述の通り、古来より女を守り、種の繁栄には男が必要だったからだ。男がいなければ、人間は死に絶えていたからだ。しかし、最初はボディーガートとして有能な変異種「男」は、時が経つにつれ、諸刃の剣となってしまった。女を守るべき存在であるはずの男は、女を蔑むようになってきた。世の中には常に、メリットとデメリットがある。アニキ哲学の「二面性論」だ。話が逸れすぎるので、これはまたいずれ話そう。
 身体が大きく、攻撃的な性格のおかげで、表面的には女より優秀な種と映ってしまう変異種「男」は、社会形成の過程において不平等を生むようになる。日本や東洋では根強く残ってる考え方、不平等きわまりない観念である「男尊女卑」だ。儒教にその影響が根強く残っているこの観念「男尊女卑」は、実はまやかしである。

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