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サラリーマンの謎「評価」(2/4) ~評価は好き嫌い~ [哲学]

 アニキは何がいいたいのかというと、他人と比べその評価に不満があれば、自分は期待されているのだと考えるべきである。それで、期待に応えられなかったと反省すれば、腹も立たない。当然その前に、評価者とのコミュニケーションを取って、その上司に「嫌われてない」という状況を作っておくのは言うまでもない。まずは、周りを味方にすることもサラリーマン人生においては、必要なことなのだ。
 だから、自分が上司に嫌われてると思ったら、まずは嫌われないところまで持っていくのが先だ。自分が上司に嫌われてないかどうかを確認するのは簡単だ。上司の同僚に対する接し方と自分との接し方を比較すればよい。これが見抜けないようでは、観察力が磨かれてない。観察力は大事なサラリーマン技能のひとつである。こいつをまず磨け。サラリーマンは、会社に入ってからいろんな技能を身につけるのだ。目に見えない技能だ。その自分の身につけた技能で結果を出す力が「能力」だ。結果に結びつかない力は、能力とは言わない。ただの技能である。「技能≠能力」の話は長くなるので、別途しよう。
 話を元に戻そう。会社の評価制度の話をしよう。会社側も公平さを重視しようといろいろ考えている。特に大きな企業などでは、何千何万という従業員を抱えているし、組合もあるから、人事評価制度というものが整備されている。これは、社会の価値観や会社の業績などによって変化し、世の中のトレンドによっても変化している。各社により詳細は異なるが、ほとんどの会社が成果評価と行動評価で評定しようとしている。成果評価は数字で出てくるが、行動評価は上司の評価だ。成果主義の会社の方が公平だと思うかもしれないが、確かに短期的な給料とボーナスは数字で決まるから、だれが見ても公平だ。しかし、出世や異動など長期の評価、すなわちサラリーマン人生に影響を及ぼす評価は、上司が行動面で評価するのであり、上司の好き嫌いで決まるのだ。ここに、不公平という不満が存在する。
 愚痴っていてもしょうがない。サラリーマンとはそういうもので、それを仕事に選んだのだから、「好き嫌い」に対してどう立ち向かうかを考えるのだ。

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