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サラリーマンの謎「評価」(1/4) ~評価の基準~ [哲学]

 みんなは、サラリーマンの評価を不公平だと思ってないだろうか?仕事ができない同僚が評価されたり、一生懸命仕事やってるのに評価されなかったりと、日々理不尽なことが起きているのではないだろうか。しかしアニキは言う、実はすべて必然であり、それは決して理不尽ではない!と。
 サラリーマンの評価はある意味公平である。「ある意味」と前置きしたのは、真の公平さとは別であるからだ。評価とは、公平さが基準ではなく、評価者の基準によるからだ。だからまず必要なのは、評価者の基準をよく理解することだ。そして言っておく。評価者は人間だ、変人の場合もある。合う合わないのも重要なポイントだ。嫌われてたら当然評価されない。評価とは実にあいまいなものだと理解して、いちいち評価が上がった下がったで、一喜一憂しないことである。サラリーマン人生は約35年だ。その中の数年評価が下がったからと、不機嫌になることはムダであり、神経の浪費だ。
 ではこの評価をわかりやすく言おう。評価とは、結果の高さではない。評価とは、「評価者の期待値と結果との差である!」この差が広ければ評価は高く、差が少なければ評価は低い。上司は常に部下に対し、求めている基準がそれぞれ違うのだ。ゼロベースが人によって違うことを理解してほしい。
 例えば、期待されてる奴と期待されてない奴がいるとしよう。期待されてる奴は当然結果もいいのだが、期待されてるため、そこそこの結果では逆に評価されない。一方、期待されてない奴は、期待されてないのだから、できなくて当然と思われている。そこで、少しでも良い結果を残せば、評価されるのだ。ま、世の中こんなに単純ではないが、この部分が評価のベースとなるのは間違いない。ところが、評価される側は、「俺の方が結果を多く出してるのに、なぜ評価が低いのか?」となってしまう。それは、評価のしくみがわかってないからだ。「評価は期待値との差だ」と覚えていれば、なんでもない。

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