SSブログ

サラリーマンの謎「評価」(2/4) ~評価は好き嫌い~ [哲学]

 アニキは何がいいたいのかというと、他人と比べその評価に不満があれば、自分は期待されているのだと考えるべきである。それで、期待に応えられなかったと反省すれば、腹も立たない。当然その前に、評価者とのコミュニケーションを取って、その上司に「嫌われてない」という状況を作っておくのは言うまでもない。まずは、周りを味方にすることもサラリーマン人生においては、必要なことなのだ。
 だから、自分が上司に嫌われてると思ったら、まずは嫌われないところまで持っていくのが先だ。自分が上司に嫌われてないかどうかを確認するのは簡単だ。上司の同僚に対する接し方と自分との接し方を比較すればよい。これが見抜けないようでは、観察力が磨かれてない。観察力は大事なサラリーマン技能のひとつである。こいつをまず磨け。サラリーマンは、会社に入ってからいろんな技能を身につけるのだ。目に見えない技能だ。その自分の身につけた技能で結果を出す力が「能力」だ。結果に結びつかない力は、能力とは言わない。ただの技能である。「技能≠能力」の話は長くなるので、別途しよう。
 話を元に戻そう。会社の評価制度の話をしよう。会社側も公平さを重視しようといろいろ考えている。特に大きな企業などでは、何千何万という従業員を抱えているし、組合もあるから、人事評価制度というものが整備されている。これは、社会の価値観や会社の業績などによって変化し、世の中のトレンドによっても変化している。各社により詳細は異なるが、ほとんどの会社が成果評価と行動評価で評定しようとしている。成果評価は数字で出てくるが、行動評価は上司の評価だ。成果主義の会社の方が公平だと思うかもしれないが、確かに短期的な給料とボーナスは数字で決まるから、だれが見ても公平だ。しかし、出世や異動など長期の評価、すなわちサラリーマン人生に影響を及ぼす評価は、上司が行動面で評価するのであり、上司の好き嫌いで決まるのだ。ここに、不公平という不満が存在する。
 愚痴っていてもしょうがない。サラリーマンとはそういうもので、それを仕事に選んだのだから、「好き嫌い」に対してどう立ち向かうかを考えるのだ。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

サラリーマンの謎「評価」(1/4) ~評価の基準~ [哲学]

 みんなは、サラリーマンの評価を不公平だと思ってないだろうか?仕事ができない同僚が評価されたり、一生懸命仕事やってるのに評価されなかったりと、日々理不尽なことが起きているのではないだろうか。しかしアニキは言う、実はすべて必然であり、それは決して理不尽ではない!と。
 サラリーマンの評価はある意味公平である。「ある意味」と前置きしたのは、真の公平さとは別であるからだ。評価とは、公平さが基準ではなく、評価者の基準によるからだ。だからまず必要なのは、評価者の基準をよく理解することだ。そして言っておく。評価者は人間だ、変人の場合もある。合う合わないのも重要なポイントだ。嫌われてたら当然評価されない。評価とは実にあいまいなものだと理解して、いちいち評価が上がった下がったで、一喜一憂しないことである。サラリーマン人生は約35年だ。その中の数年評価が下がったからと、不機嫌になることはムダであり、神経の浪費だ。
 ではこの評価をわかりやすく言おう。評価とは、結果の高さではない。評価とは、「評価者の期待値と結果との差である!」この差が広ければ評価は高く、差が少なければ評価は低い。上司は常に部下に対し、求めている基準がそれぞれ違うのだ。ゼロベースが人によって違うことを理解してほしい。
 例えば、期待されてる奴と期待されてない奴がいるとしよう。期待されてる奴は当然結果もいいのだが、期待されてるため、そこそこの結果では逆に評価されない。一方、期待されてない奴は、期待されてないのだから、できなくて当然と思われている。そこで、少しでも良い結果を残せば、評価されるのだ。ま、世の中こんなに単純ではないが、この部分が評価のベースとなるのは間違いない。ところが、評価される側は、「俺の方が結果を多く出してるのに、なぜ評価が低いのか?」となってしまう。それは、評価のしくみがわかってないからだ。「評価は期待値との差だ」と覚えていれば、なんでもない。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

勝ったつもりでいる「負けてるやつら」(番外編)  ~やっぱり運だろう~ [哲学]

 出世を考えるのがサラリーマンの目的と話したことに対し、同意できないとの意見があったので、少し補足しよう。

 実は誰でも、会社に就職した人は出世したいはずなのだ。就職時から出世したくないなんていう奴は、まず入社面接でそう言え!と言いたい。これを黙っているなんて、会社に対する裏切り行為だ。でも、面接時にこれを言うと間違いなく落ちるだろう。会社はそんな後ろ向きの人間などいらないからな。自分が会社を立ち上げて、だれかを雇うことを考えてみればわかる。「私は出世は要りません、でも仕事は一生懸命やります」という人間を雇いたいと思うか。別に出世にはこだわらなくてもいいのだが、何が言いたいのかというと、日本のサラリーマン社会は「出世=給料UP」だ。ということは、「私は給料上がらないでもいいです。低いままでもいいです。」と言ってる人間と同じだ。それはそれで会社としてはありがたいのだが、「出世は要りません」というのは、会社から見れば「仕事しませんよ」と聞こえるのだ。そんな奴を雇いたいとだれが思うのだ。

 だからアニキは言う、「俺は出世は要らない」というのはウソだ。本当は出世したいのだが、周りから出世を目指しているなんて思われるのが嫌だから、出世に興味ないなんてウソつくだけだ。また、出世競争みたいにあくせく働くのが嫌だから、自分の仕事だけを淡々とこなし、趣味などやりたいことに力を遣うという奴がいる。どちらも「素直じゃない」んだよ。

 とは言いつつも、出世なんて時の運だから、目指す必要は全くない。運が出世を引きつけてくれる。これが真理だろう。大企業の社長に訊いてみな、全員が「運だ」というはずだ。「なぜかツイていた」という。これが出世の真理だ。仕事ができて同期一番の出世有望な奴が、いきなり病気で出世街道からはずれたりするのは日常茶飯事だ。また、合わない上司の下について出世から遠退いていた奴が、左遷された場所での上司に見初められて出世したケースだってある。この番狂わせは何か?すべては運のなせる技だろう。ならば、会社に入ったらやるべき事は「運を磨く」こと、これしかないじゃないか。

 答えは何世紀も前から出ているのに、だれも真剣にそのことを取りあげないのは不思議だ。大企業の社長が全員「運だ」って言ってるんだぞ。人はそれを宝くじに当たる「運」と混同している。宝くじに当たるのも運だが、出世の運とは質が全く違う。運にはいくつもの種類があるのだが、だれもそれを真剣に研究していない。運はコントロールできないと思い込んでいる。本当にそうなのか?アニキはここに疑問を感じるものだから、ひとりで運の研究をしている。また少しずつ話してゆこうと思う。

 とりあえず今のところの研究成果では、初めに運をよくしようと思っても、目指した具体的な物事に対しては作用しないということだ。個別の具体的物事での運を上げようと思ったら、全体運を上げなければならないというしくみになっている。運の話は長くなるので、また後日ブログで語ろう。

 話を戻すと、サラリーマンになったなら、「出世に興味なし」と言うのではなく、「出世は目指すものじゃない、やってくるものだ」って考えるのだ。そして、出世がやってくるようにするためにやることは、「運を良くする」ことだ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

勝ったつもりでいる「負けてるやつら」(5/5) [哲学]

 今日は、出世など考えてないというタイプの人間についてだ。
 率直に言う、このタイプは自分の小舟を用意することを考えるか、人生の金の船を探すことをしなければならない。サラリーマンのくせに出世を目指さないという天の邪鬼な性格は、やっぱり「素直さ」に欠けている。そう、まさに変人だ。まずそのことに気づけと言いたい。だから、この手の奴こそ、「素直さ」を磨くことがどうしても必要だ。しかもこの「素直さ」、これ一つで人生は大幅に変わる。そして、これは死ぬまで持って行ける技能だから、決してムダにはならないお得な技能なのだ。早く身につけた者勝ちだ。
 出世に興味のない奴は、大概仕事がうまくいってないはずだ。で、仕事がうまくいってない奴は、係わる人間関係も当然うまくいってない。それでどんどん素直じゃなくなるから、会社からも評価されずに取り残されるという「負の連鎖」が始まっている。このことに早く気づき、こいつを「素直さ」で早く食い止める必要があるのだ。負の連鎖は「我の強さ」の現れだ。まずその頑固な自分本位の考え方を変えろ。それができるようになれば、負の連鎖が止まるから、あとはプラスへ持って行くだけだ。出世に興味がないのはしかたないが、自分の人生には興味があるだろう。会社で出世することが嫌なら、自分の人生での出世を考えろ。それならできるだろう。
 じゃあ、人生での出世ってなんだ?と言うと、まあ幸せな人生を送るってことだ。抽象的だが、これしかあてはまる言葉はない。そう、照準を会社ではなく人生に合わせるのだ。そうすると見えてくることが多い。自分のいる会社という船はどこへ向かっていくのか、その乗組員はどうなっていくのかをじっくりと観察する。出世指向の人間には見えないことが見えてくる。それを見据えて、自分の将来を設計してゆくのだ。しかし、会社の連中にこのことを他言してはいけない。余計に評価下げるからな。出世に興味のない人にとっての人生での出世とは、簡単にいうと船を下りることを意味する。しかし、ただ下りてはいけない。そこが太平洋の真ん中で、しかも真冬の嵐の中かもしれない。時期と場所をしっかりと選んで、船を下りるのだ。アニキは会社を辞めることを奨励しているように思えるだろうが、出世を考えず会社でくだらない仕事をしているより、人生を豊かにすること考える方がよっぽどいい。くだらない人生を歩むために、人は生まれてきたのではないからな。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

勝ったつもりでいる「負けてるやつら」(4/5) [哲学]

 前回までの話では、大企業も中小企業もいいとこなしだと言った。アニキはへこませて終わり じゃない。今日からは、勝つための話でしめくくる。
 では、サラリーマンにおいての勝ちとはいかなるものか。ここから話してゆこう。まず重要なことは、自分が「負けている」ことを認めることが重要だ。大企業にいても中小企業にいても、サラリーマンには変わりがない。サラリーマンである以上、この「負け」を認めることだ。なぜ負けを認める必要があるのか!ここにアニキ哲学である「考え方の重要性」が再び出てくる。以前のブログの中の「脳の謎」や「プレッシャーだけが人を育てる」などで再三強調しているが、ここでも同じだ。
 「負けを認める」とは、心の壁を取り払うということ。自分の考えが間違ってるから、改めなければならないと考える心だ。負けを認めないと、「自分が正しい」という考えに囚われてしまい、何事にも「自分の我」が出てしまい、人間の持っている最高の技能である「素直さ」が出てこない。素直さこそが、サラリーマン最大の技能だ。この技能の奥深さについては、長くなるので別途話そう。ここでは、「素直さ」が重要ということだけ焼き付けてくれ。で、負けを認めた上で、冷静にどうするかを考える。
 サラリーマンである以上、出世を目指すのが当たり前なのだが、それが嫌なら人生の小舟を準備するしかない。まずは、「会社のまやかしに気がつけ!」だ。それは、会社の方針である「生かさず殺さず」に早く気がつくことだ。この話も、アニキ哲学「サラリーマン輪廻」で詳しく説明してゆこう。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

勝ったつもりでいる「負けてるやつら」(3/5) [哲学]

 アニキは言う、実は「中小企業の方がいい」と。大企業に就職できずに、中小企業に就職してしまった諸君には、「おめでとう」と言いたい。変化の大きいこの世の中においては小舟の方が合っている。現在のビジネス環境は、いわば濃霧の岩礁地帯を船で航行しているようなもの。よく見てないとすぐに座礁してしまうし、小舟しかすり抜けられない場所も多い。今は、岩礁にぶつかって傷ついた大船を多く見ているはずだ。
 ではその理由を見てゆこう。で、この中小企業だが、たとえもうかってない業界でも、その一部の企業は儲かっている事実がある。儲かってない業種でも、必ず誰かは儲けているのだ。実際は儲かってない会社が多いのだが、それを邪魔しているのは、社長の固定観念であると言いたい。社長の我が強いのだ。儲かってないくせに我が強いとは、どういうことか!全く不思議としか言いようがない。オーナー社長なら、儲からなくなったら、誰かに交代だ。子会社に社長を送り込んで儲かってなければ、あがり間近な功労者ではなく、できる若手を送り込むべきだ。
 要するに、過去のやり方を引きずってるから儲からないのであり、新しい発想への転換だ。霧の岩礁を小舟で進んでいることを忘れてはならない。で、従業員も同じだ。結局、出向先へ立て直しに出向いた社長というのは、敵地に一人で落下傘で舞い降りたようなものだ。以前からの従業員はそんな外部の人間の言うことをきかない。日本人は変化を嫌う。外部の人間を嫌う。だから、改革ができないのであり、内部の者が会社を儲からなくさせているのだ。儲かってない会社は、社長が頑固者とうこともあるが、それ以上に従業員が腐ってるのだ。自分で自分の首を絞めている。が、中小企業はまだいい。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

勝ったつもりでいる「負けてるやつら」(2/5) [哲学]

 昨日は、がんばって就職した勝ち組企業に入ってもいいことないと書いた。じゃ、今日は負け組にスポットを当ててみよう。
 例えば、儲かってない業界や勝ち組業界でも業界内順位が下位である場合、負け組企業となるわけだが、こちらは勝ち組企業ほど生き馬の目を抜くような戦々恐々とした状況ではない。儲かってないのだから、あまり優秀な人材は採用できない台所事情があり、とりあえず優秀な人材はほかへ行かないようにケアしている。優秀じゃない人は、人材がいないため取替えもきかず、なんとなく安全な環境だ。しかし、会社の中は儲かってないために、社内の空気が殺伐としており、部長課長の顔色も悪い。中間管理職の頭の中は、間違いなく会社が倒れる前に滑り込みで退職金をGETして、退職したいと考えており、その準備に余念がない。常に皆がそんなことを考えてるものだから、会社の業績をよくするアイデアなんか出てこない。10年後のことは10年先にも残る奴が考えればいいと思っている。だから仕事は、「ニワトリを囲いの中に追い込む仕事」しかしない。周りを見てみろ、そんな上司ばかりだろう。まあ、大会社であれば、子会社への出向もかなりの確立で任命される。
 しかし、儲かってない会社では当然子会社も儲かってないのが常で、出向先も天国と地獄となる。しかし、中には業績によい子会社もあるものだから、ここでも運命が分かれる。儲かってる子会社へ「お飾り役」として出向できる運のよい人、傾きかけた会社へ「世直し人」又は「トカゲのしっぽ切り」として出向する人がいる。まさに、人生ゲームの天国か貧乏農場かだ。だから、管理職は常に自分が行きたい場所を虎視眈々と狙ってる。断然「お飾り役」がいいに決まってるのだから。
 そして、儲かってない親子会社のグループは、その取引先も大体儲かってないところが多く、周りの環境全体が重たい。これをアニキは「地獄固め」と呼んでいる。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

勝ったつもりでいる「負けてるやつら」(1/5) [哲学]

 なかなか世の中の景気がよくならない状況であるが、なにも悲観することはない。いつの時代も、その中でも儲けているやつと儲けてないやつが存在する。その違いはなんなのであろうか。業界とかは関係ない。儲かってる業界でも、その中には勝ち組と負け組が存在する。儲かってる会社の中でも、勝ち組と負け組が存在する。どんな業界、組織であっても、この原理は成り立つ。儲かっている業界は、儲かってないない業界より、儲かっている会社の数が少し多いだけである。ここに、社会のまやかしがある。会社とは、儲けてなんぼだ。儲かってなければ、その経営者がどんなに良いことを言ったとしても、絵空事だ。そしてその経営者は負けである。要するに、アニキの勝ち負けの基準は、儲かっているかいないかだ。社長だけの話ではない、そこで働いている人にも共通する。負け組の話は置いておいて、まずは勝ち組の話をしよう。
 普通、儲かってる業界の儲かってる会社にいるやつは、自分は「勝ち組」だと、喜んでいるが、実はそんな楽観的状況ではないと知るべきなのだ。会社は勝ち組でも、「おまえはどうなのだ」ということだ。つまり、勝ち組企業の中でも、さらにその中には勝ち組部署と負け組部署がある。社員においては、会社の役に立ってるのか、お荷物なのかだ。自分はどっちであるかと、冷静に観察する必要がある。
 勝ち組企業の社員を分析してゆこう。まず勝ち組企業とは、学生の人気企業に当たる。勝ち組企業は、この就職難の時代において、優秀人材のさらにそのうわずみ人材を採用できる。人気企業とはそういう状況だ。寿司でいえば、大トロ中のトロだ。そんな会社で働いているサラリーマン諸君は、会社側から見れば、いつでも取替え自由な状態だ。要は、代わりがいくらでもいるということ。上司から、「使えない」とレッテルを貼られれば、即とりかえだ。勝ち組企業では、毎年、これでもかというぐらい優秀な若手が入社してくる。彼らが新人の頃は、よちよち歩きだから抜かれることはないが、2年ぐらい経つと、できる先輩とできない先輩を見抜く眼を持つ。勝ち組企業は、色とりどりの人材から、将来優秀な人材を選びぬくことができる。儲かっている会社の社内は、殺伐とした空気はないので、働いている社員側は気を抜いている雰囲気があるが、会社側は常に優秀人材のみを生かし、使えない社員は閑職へ追いやる準備に余念はない。
 そう、勝ち組企業は、その勝っている状況にうちに、筋肉質にすべく、厳しい眼で社員一人一人を評価しているのだ。勝ち組企業だからといって、油断できないのだ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

男は絶滅する(4/4) ~絶滅は自明の理~ [哲学]

 どう見ても、女性の方がこれからの社会で能力を発揮できると思わないか?
 アニキはよく思う。日本は本当に不平等な国だ。一般企業では、女性は事務しかやらせてもらえず、責任のあるやりがいのある仕事はすべて男が担当している現実がある。新卒で就職する時、男と同じ大学や学部を卒業しても、事務職しか募集してない。たぶん、女性の方が大学で勉強しているぞ。男はバイトやスポーツなどに没頭してて、ろくに授業なんか受けてないからな。アニキも、試験前はクラスメイトの女性に、ノートをコピーさせてもらってたからな。なのに、就職ではそんなくだらない男共を採用するんだよな。だから、「日本の企業はダメになるんだよ」と言いたい。どう考えても、もっと、女性を活用すべきだろ。
 アニキはいろんな国を見てきたが、こんなに大学出てる女性が多い国は他にないよ。なのに、なんでもっと日本は女性を有効に活用できないのだろうかと、思うね。今後の日本の経済発展のカギを握ってるのは女性じゃないかと思う。男が得意とする一攫千金を狙うバクチ企画より、ヤクルトおばさん的地道営業が今後の発展のカギじゃないのかね。そう、だから女性をうまく使いこなす企業が、今後成功するだろう。
 では、話を元に戻そう。何が言いたいかというと、「だから、天罰なんだよ、男が絶滅するっていうのは」。「男が絶滅したら、どうやって子どもを作るんだ!」と思うかもしれないが、男と女で子ども作るのって、ほ乳類だけだ。人間以外のほ乳類は、常に周りに天敵がいる状態だから、この現代でも強さが求められる。強さを求める種においては、いまだにオスの力が必要なのだ。ゴリラやお猿のボスは強い奴がならなければならない。あれは、群れをまとめ、優秀で強い子孫を残さなければならないから、理にかなってる。しかし、人間にはもう身体的性格的強さは必要ない。どうだ、腑に落ちるだろう。
 で今問題になってるのは、y染色体の遺伝子の減少だ。科学者は、y染色体は不安定だから、減少しているなんて言ってるが、ここまでアニキ論を読んだ諸君には、減少の理由はもう明白なはずだよな。問題視するまでもない。これからの時代に男の性格や身体的強さは百害あって一利なしだ。全く必要ないということなのだから、人間の創造主は男を絶滅させようとしている。悲しいが、男は「時代の助っ人」で、いまではもう用済みなんだ。となると、「子孫を残すのみの役割でしかない男の存在」って何だ?存在意味がなさすぎだ。男がいなければ女性が悲しむってか?今はそうだろう、男が現実に存在してるのだから。いなければいないで済むのではないか。どんな道具だってそうだろ。あったら便利だが、なくても慣れたら困らないものだ。
 男たるもの引き際も大事、これまさに武士道だ!

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

男は絶滅する(3/4) ~女性の優秀さ~  [哲学]

 女性の方が優秀だという考えが腑に落ちないかもしれないが、事実だ。現に、アニキは中国で仕事をしていた時、間違いなく「男より女の方が優秀」だと思った。アニキのいた会社で、だれを昇進・昇格させようかと考えた時、客観的に見ると女性を選んでしまう。そして気がつけば、管理職の半分以上は女性になってしまっていた事実があった。アニキのいた会社だけではない、周りの他日系企業の話を聞いても同じ状況の話だった。タイなども同様の事情であるという。男性が優秀じゃないと言っているわけではない。特にアジアなどでは、男女が本当に平等だ。力仕事なんかも女性が普通にこなしている。仕事に差が全くない。そんな環境では、男女平等に評価せざるを言えないから、そうなると女性の方に優秀な人が多くなってしまう。アジア方面の海外勤務経験者にとって、これに異論はないだろう。なぜか!
 「女性は目の前の仕事を一途に真剣にやる」能力を備えている。これが、どれだけすごい能力であるか、わかる人にはわかる。どんなに発想力がすぐれていようが、どんなに企画力があろうが、一途に目の前の仕事を真剣に取り組むことがどれだけすばらしいか。女性特有のこの能力が脅威なのであり、結果出世してしまうのだ。
 では女性が優秀だということについて見てゆこう。女性は太古より、子供を産み育てるという役割を担ってきた。自然とそうなっていったのだ。カラダも筋力も劣る女性が狩りに行っても、成功率は低いし逆に猛獣に食べられてしまうからだ。しかも、妊娠中はカラダも重く動きづらい。この時期には他人のことはおろか、自分のことすら守り切れない。じゃ、女性はただ常に守られてるだけの存在であったのか。
 いや違う、女性は癒やしだった。戦い傷ついた男を癒やして、闘争心を回復させてやり、再び狩り場へと追い立てるのだ。そして、女性は、命を懸けて狩りに行く男の方が大変なんだからと、自分達はできることをやろうとした。そこで、自分達ができることを一途に真剣にやるという能力を身につけたのだ。
 前述の通り、この「一途に目の前の仕事を真剣にやる」という能力が女性特有の能力だ。だから、細かい作業も苦ではない。長時間でも黙々とやり続けることができる。単調な作業でも集中力は持続する。世界中どの国を見ても、検査員は女性がほとんどだろ。単調で細かい作業は男じゃ無理なのだ。女性は細かいことに長時間集中できる能力があるのだ。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

男は絶滅する(2/4) ~男尊女卑の秘密~ [哲学]

 昨日は、原始時代から20世紀までは、どうしても男が必要な時代であったと話した。
 何が言いたいかというと、「昔は必要だった」ということで、「今は必要性はない」ということだ。実は、男の持つ攻撃的性格や身体的能力は、もうこの地球上では必要がない。人間をばくばく食うような宇宙人でも攻めてきたなら話は別だが、そうでもない限り、男の染色体yは絶命するのは必然であると考える。それが自然なのである。もう、男の役割は終わったのだ。
 ここで、男と女の持つ染色体の話をしておこう。みんなもよく知ってるように、人間の染色体にはxとyの二つがある。女はxxでできており、男はxyでできている。そしてよく言われるのは、人間の完成形は女であり、男はyが加わった突然変異だ。要するに男とは、女からの派生種で、変異して攻撃的性格や身体が大きくなるようになった異形の人間だ。だから、男は子供の頃、女よりひ弱であり、身体も弱く病気がちだ。小学生高学年までは、女の方が背が高かったりするのも、そういうわけだ。金魚と同じだ、ランチュウなんかは、死にやすいから高価なのに飼うのに苦労する。そう、男は突然変異であるため、健康体になり、その能力を発揮するまでに時間がかかる厄介な生き物なのだ。しかし、創造主は人間を突然変異させなければならなかった。
 その理由は、前述の通り、古来より女を守り、種の繁栄には男が必要だったからだ。男がいなければ、人間は死に絶えていたからだ。しかし、最初はボディーガートとして有能な変異種「男」は、時が経つにつれ、諸刃の剣となってしまった。女を守るべき存在であるはずの男は、女を蔑むようになってきた。世の中には常に、メリットとデメリットがある。アニキ哲学の「二面性論」だ。話が逸れすぎるので、これはまたいずれ話そう。
 身体が大きく、攻撃的な性格のおかげで、表面的には女より優秀な種と映ってしまう変異種「男」は、社会形成の過程において不平等を生むようになる。日本や東洋では根強く残ってる考え方、不平等きわまりない観念である「男尊女卑」だ。儒教にその影響が根強く残っているこの観念「男尊女卑」は、実はまやかしである。

続きを読む


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

男は絶滅する(1/4) ~男の必要性~ [哲学]

 最近、男が絶滅すると言われてる。環境ホルモンによるメス化、Y染色体の遺伝子の減少、ゲイの数の年々の増加、草食君と呼ばれる男の出現。これらは、男という種を根絶やしにする前兆のように思われる。アニキも、男は近いうちに絶滅するんじゃないかと思う。というのも、よく考えてみると、もうこの世に男は必要なくなっているのだ。
 何億年も前の人類は、人間が生き残るために強さが必要だった。そのためには、人間の子孫を残す女性という種と、その産物である子どもというものを守って行かねばならなかった。食べて生き残るということがすべての課題であったその頃、男は女性の盾となる存在としてどうしても必要であったのだ。狩りをして食べ物を得る。闘って、女性を猛獣やなんかから守る。そのため、ひるまず猛獣に立ち向かう攻撃的な性格も要る。天災から女性や子どもを守る腕力も要る。その腕力で、建物を作ったりする必要もあった。とっさの知恵や機転も必要だった。そう、男という種には、攻撃的な性格、闘う能力、腕力、機転が必要であった。そして、人類を繁殖させねばならず、そのためには優秀な子孫を残す必要があった。古来より、優秀な男のみが子孫を残すことが許された時代が続いていく。だから、何世紀も英雄がもてはやされたのだ。そして、強い男が必要であるという考え方は、形を変えて20世紀まで続いてきた。
 では、男に頼らなければならない能力とは何か。肉体的な体の大きさや筋力、そして攻撃的な性格、闘争心などだ。しかし、現在では、マンモンスやライオンと闘う必要はない。動物を食べたいのであれば、家畜を食べればよい。命がけで狩りをする必要はない。だから体は大きくなくてもよい。また、素手で家を建てたり、ダムを造ったりする人間も現代には要らない。だから、大きな筋力などももはや必要なし。そして、攻撃的な性格だが、本来なら猛獣に立ち向かうための性格だ。とっくに猛獣と闘う必要がなくなってるのに、その攻撃的な性格のおかげで、20世紀まで戦争が続いた。それは、男の攻撃的な性格が原因だ。男はカッとなると、すぐにけんかや決闘だ。力で相手をねじ伏せようとする。すぐ暴力に訴える。実は、こんな攻撃的性格なんてものは、近代から要らないのだ。だから、20世紀まで戦争が絶えなかったのだ。しかし、この21世紀では、もう戦争などばからしい事は起こらない。戦争が起こるのは、別の意味合いが強いだけで、再び愚かな戦争を繰り返すなんて、本来は愚の骨頂だ。人間は成長する生き物だ。過去の何度の戦争から学んでいるのだ。だから、これからは、攻撃的な性格なんかは無用の長物なのだ。これ以上戦争を起こすような愚行を繰り返すなら、本当に男は絶滅させられるはずだ。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

日本人の偉大さ(6/6) ~海外行こうぜ!~ [哲学]

 ひ弱な日本人であるが、それがいかに偉大であるかわかってくれたと思う。最後に、アニキが言いたい「日本人の偉大さ」をまとめよう。
 アニキは日本人を褒め称えて終わりではない。何が言いたいかというと、繰り返しになるが、特別な訓練を積まなくても、自然体で優秀な国民だ。「道の精神」「心の強さ」を幼少より持つ日本人だ。さらに、つねに弱者であった過去の歴史と、現代の平和ぼけのひ弱な立場が、「日本人の偉大さ」を築きあげた。だから、個々で優秀なのだ。だから、個人レベルで優秀な日本人は、今こそ海外へ出て日本人の親派を増やしてほしいと思うのだ。国内に引きこもってる場合ではないと言いたい。
 ということはだ、皆わかるな!これからの日本の若者がやることは、先人が培ってきた親日の国をさらに増やすことだ。世界中が親日の国になるように、個人レベルでやるんだ。日本人ならそれができる!それはなんだというと、海外に行って褒められるような行動を取り、日本人のよさを広めてほしいのだ。政治家の外交なんて、ただの日本のお金の寄付だけだろう。お金がもらえなくなったら、その国から見向きもされなくなり、国家関係が硬直するなんて、外交とはいえないよな。国が結ぼうとしてるのは、単なる利害関係だ。外交とは利害ではなく、友情関係を結ぶべきなのだ。しかし、今の国家では友情レベル関係は無理だといいたい。「外交を国に頼るな!」と言いたい。 
 だから、友情を築くのは、我々個人レベルで始めるのだ。それは、個人個人が海外で褒められる行動をして、日本人の信用を着々と積み上げていくことだ。その一人一人の優しい日本人の行動が、大きな信頼のうねりを生み、いずれその個人個人の行動が大きな流れを作り、日本との友情関係を結んでくれる。これを目指してやるべきじゃないか。俺には関係ないなんて言ってる奴に、一言っておこう。おまえは運良く日本人に生まれたんだよな。生まれた時から戦争がなかった平和な国だったよな。子どもの頃から、食べ物に困ってないよな。そんな幸せな日本に生まれたことに、少しでも感謝したことはあるか!

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。