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願望実現の謎(4/6) ~実現への格闘~ [哲学]

 この第4話で話を終わりにしようと思ったが、言いたいことが多すぎて、申し訳ないが第6話まで増やすことにした。
 人間は生まれながらにしてそのカラダに中に、欲望を持つという「ソフト」がインストールされているわけだが、その意味をよく考えるべきだ。欲だけ持たせて叶えることは不可能なんて、そんな「鼻にんじん」みたいなことにはなってないと考えるのが筋だ。しかし昨日も話したが、こうも願望が実現する人が少ない状況を見ると、かなり答えを見つけるのは困難だと言わざるを得ない。これは創造主の意図で、答えは簡単には見つからないように周到に隠されていると考えるべきだ。
 実は、願望実現の達成方法を考えること自体が人生である可能性も高い。今世の1代限りでは答えを見つけるのも無理かもしれない。というのも、人間に寿命が設定されていることから考えても説明できる。人間には寿命というタイマーがセットされている。生まれた時にそれぞれ全員にセットされている。タイマーをセットし忘れた人間がなどいない。長いか短いかの差だけだ。なぜなら、人間は人間が作ったものじゃないからだ。人間が作ったものには少なからず間違いがあるが、創造主が作ったものには間違いはないと考えるべきだ。「俺は寿命はないんだよ」なんていいながら、500年も生きてるなんて奴を見たことがない。余談だが、福井県に人魚の肉食って永遠の命を手にしたって話があるのだが、非常に興味深い。高橋留美子のマンガで読んだ時に、もしかするとあるんじゃないかと思い、アニキは調査を開始した。調査結果については後日ブログで話すつもりだが、なかなか面白い話ができると思う。
 話を戻そう。だから、願望実現の方法はなかなか探すことはできないと言いたい。寿命というタイマーがゼロになると、まず今世の第1ラウンド終わりのゴングが鳴る。来世である第2ラウンドでまた最初から探すことになる。そのときは、すべての情報はリセットされてるからまた振り出しだ。これが輪廻転生の意味だ。「何回も生まれ変わって、答えは自分で探せ」と言ってるのだ。そうじゃなきゃ創造主は、人間に最初から願望なんて備えさせず、実現させた状態でそれぞれ生まれてくるようなしくみにするだろう。
 人間は地球上で願望を持つことが許された唯一の生き物のだ。そして人は願望をどう実現させてゆくのか考える前に、まずはそれを実現するための近道として誰かの真似をする。もしくは、誰かに師事する。目指した事に一番近い形で、一生懸命に努力する。野球選手になりたければ、野球の練習を一生懸命にする。今日寒いから、家で鼻くそほじりながらテレビ見てるような奴は、野球選手になれるはずがないし、それは願望ではなくただの夢だ。
 だから、願望実現にはまずはそれ相応の努力が必要だということがわかる。しかし、努力している人全員が野球選手になれない事実がある。これはなぜか?現在では、才能ということで片付けられているが、本当にそれで片付けていいのだろうか。ほとんどの人は途中で願望を断念しているはずだ。なりたい者になれなかったり、欲しい物が手に入らなかったりと、その結末は様々だ。願望実現をあきらめる結果となる。

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