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サラリーマンの武器概論(前編) ~武器の意味~ [哲学]

 昨日はくだらない話をして申し訳なかった。実はアニキは偉そうなことを言ってるが、くだらないことが大好きなサラリーマンだ。そこは理解してほしい。では、今日からはまたアニキ哲学に戻ろう。やっとこのシリーズを開始する。「サラリーマンの武器」だ。
 さて、戦争をしないと決めた我ら日本人にとって、「武器」とは少々重い響きのある言葉だ。それから連想されるイメージに、歓迎される肯定的な響きではなく、どちらといえばマイナスなものだ。そして、武器のイメージは「相手を傷つける」という印象から、どうしても馴染めないのが日本人だ。しかし、これからアニキが何回にもわたって話してゆく「武器」とは、「自分の身を守るもの」もしくは「道を切り開く道具」と考えてくれ。
 たとえばジャングルに一人取り残されたとしよう。「武器は人を傷つけるからいやだ」と言うだろうか。容赦なく襲いかかる猛獣たちに対し、どう自分の身を守ろうというのか。己がスタローンやシュワルツェネッガーならよいが、そんなものは映画の話だ。そこで何とか生き抜く必要がある。ましてや、家族と一緒にジャングルにいたとしたなら、丸腰での生活なんか考えられない。一家の主としては、家族や自分を守るため、「武器」が必要となるのだ。
 アニキブログの読者ならもうわかるな。そうだ、サラリーマン人生はジャングルと同じなのだ。日本という都会で、周りにはマクドナルドでもコンビニでも何でも便利なものがあるから意識させなののだが、社会生活とはジャングルでの生活とほぼ同じだ。それがわかってないから、「こんなはずじゃない」の一言がすぐ出る。ここがジャングルだと思えば、「でも、生きててよかった」だ。アニキ哲学の中枢はすべてこの「考え方」だ。まずは自分の置かれた状況を把握してくれ。いやな上司や先輩は猛獣だ。しかし倒すんじゃない、利用するのだ。なぜなら、チンパンジー以上の知能を兼ね備えた猛獣であるからだ。なんでも敵対すればいいと思ってるところが、ガキだ。大人はギリギリまで戦わない。ケンカからは何も生まれないことを知っているのが大人であり、わざと負けて相手を勝たせても「自分の勝ち」だとわかっているのも大人だ。
 要するに、求めていた結果を出すことが人生の勝負であり、そのためには小さな勝敗はどうでもよいと考えることが重要なのだ。実はケンカからは何も生まれない。遺恨だけが残る。だから、そのことを知っている頭のいい人は、ギリギリまでケンカしないのだ。ここを押さえておく必要があるのだが、また話がそれてしまった。
 今日は武器の話であり、「ケンカの極意」ではない。この「サラリーマンのケンカの極意」については、またいずれ紹介しよう。

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