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日本人の偉大さ(5/6) ~ひ弱さこそが武器~ [哲学]

 話を元に戻そう。前回までの内容を思い出してほしい。日本人の行動はすべて「道の精神」を発端としている。そして、相手の立場になり、自分で一番最良の方法を考え、行動することを身につけているのだ。日本人はその人生の最初から、他人を思いやる心を身につけている優秀な国民だ。だから、それをもっと海外へ広めてほしい。日本人の若者は自信を持って海外へ出て行ってほしいのだ。単なる海外旅行でいい。興味のわいた国へ行くだけでよい。日本人ほど海外で歓迎される民族はいない。日本人のパスポートほど海外に自由に行ける民族はいない。ひ弱な国民ゆえに、敵対する国はほとんどない。そして、先人達のおかげで多くの国が親日を掲げている。
 話はそれるが、ここからが真骨頂だから、よく聞いてくれ。
 ちょうど中国にいる時に、東日本大震災が起こった。そのとき、世界から絶賛される日本人を見て涙ができてきたぞ。「すごいな、日本人!」って感じで身震いした。日本人は、実はとてつもなく心が強いんだよ。「弱きを助け、強きには立ち向かわない」が日本人だ。世界ではひ弱な日本人かもしれない。平和ぼけかもしれない。でも、それでいいじゃないか。ひ弱な奴の方が争いを生まない。親しみもあるし、話しもしやすい。人間、ひ弱に映る方が争わないで済むケースが多いのだ。これからの世の中は、戦わずして逃げるのだ。ひ弱にに対し、全く卑屈になる必要はない。だからアニキはいつも、ひ弱な日本人の話題が出ても、平然としている。だって、ひ弱さが誇りだからだ。その方がいいのだ。だから、けんか売ってきた相手に対しては、ひ弱だから積極的に逃げる。「俺はひ弱だから、逃げることを信条としてる」と豪語してればよい。最初から逃げると決めて、その信条に従ってるだけだから、相手をみて逃げる訳じゃない。「誰に対しても逃げる」と決めてれば、そこに心の余裕さえ生まれるし、危険も未然に防げるからいいことだらけだ。
 そして、その逃げると決めてる理由についてはこう言え。自分が助かるだけじゃなく、相手も加害者にならないで済むのだと。相手を犯罪者になることから救ってやったのだと。相手をも思いやる、そんな心の強さが自慢になる!

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