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脳の謎(8) ~脳と信頼関係~ [哲学]

 さあ、「脳の謎」も佳境に入ってきた。ここからが、アニキが本当に話したい部分になってくるから、よく聞いてくれ。
 「悟り」は、「脳を従える」という小気味の良い関係で、めちゃくちゃ羨ましい状態だが、アニキ達一般ピープルには行者のような真似はできない。過酷な修行は無理だと言っておく。しかも、悟ると欲望が必要なくなるなら、なんだか嫌だよね。欲望は残したいよな、みんな! そうだよ、欲しい物もいっぱいあるし、女にもモテたい!
 ということで、プラスマイナスを考慮すると、「悟りを開くのは」あまりいい選択ではないことがわかる。じゃ、どうすればいいのだ。そう、ここで最後にで出てくるのが、「脳との親友関係」を築くことだ。いろいろ長々と「脳の謎」を語ってきたが、それはこの関係を説明したいがためだ。やはり、「脳との親友関係」、これが一番いいのではないかと思う。では、この親友関係とはどのような関係で、それはどう築くのか。これを今から説明してゆきたい。
 脳と親友になる。全くもってナンセンスな話だ。「自分の脳だろ、もう親友じゃないか。」と思うが、違うんだなこれが。肉体側はそう思っても、脳の側は全く思ってないのだ。普通の友達ではあるが、親友ではないのだ。では、この「脳との親友関係」とどんな状態を言うのだろうか。
いろいろなポイントあるが、アニキとしては脳と肉体との信頼関係だと考える。そう、お互いが信頼し合える関係だ。助け合える関係とでも言っておこう。すなわち、気遣いができる関係だ。肉体は常に脳を気遣う、脳は常に肉体を気遣う。いたわりだな。お互いを大事にしてるか、ということ。この状態を維持することが、お互いの信頼感を生み、脳と肉体が揃って人生の課題に向かって歩くことができる。
 では、どうやってこの信頼関係を築けばいいのか。実は簡単だ。肉体がストレスを溜めないようにすること、且つストレスを生まないようにすることだ。こう言うと、ストレスは悪のように聞こえるが、別にストレス自体は悪じゃない。適度なストレスはマルだ。いけないのは、多すぎるストレス、過剰ストレスだ。

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