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魂の謎(5/6) ~魂のしもべ達~ [哲学]

 で、これが永遠に続くのかと思うが、そんなことはない。要は、脳の忠告を無視し続けるということはすなわち、魂の暴走だと脳は判断する。脳はそんなに気が長い方じゃないから、ある時点で決断を下す。創造主と相談して最後の手段に出る。ここで前述の脳の機能である「自爆スイッチ」が登場する。アメリカ大統領が押す核ミサイルのスイッチと同じだ。アメリカのボタンは「いつでも押せる」ということが脅威であり、本当に押してはいけない。しかし、脳は別だ。自爆スイッチはその気になればいつでも押せるし、よく自爆スイッチが作動した人を見かける。
 ここが重要で、魂が暴走した時に脳はカラダの自爆スイッチを押す。そうするとどうなるかは、想像がつくだろう。人生はそこで終わる。修行も終了で、「またやり直し」ということだ。だから、そうならないためにも、病気は脳が起こしているという事実に、魂は早く気がつかなければならないのだ。なぜ世の中に病気がなくならないのか?また、次から次へと恐ろしい病気が出てくるのはなぜか?考えたことはあるか。世界的に、患者の数は年々増えているんだぞ。だから、アニキが言うこれはたぶん事実であり、目を背けてはいけない。科学的に証明はされてないが、残念だがこれは真実だと確信している。
 くどい!と言われそうだが、アニキのいつもの話をさせてくれ。世の中、証明された事と証明されてない事とどっちが多い?証明されてないことだよな。証明されるまで待つか?証明されるまで待っていたら、今世が終わっちゃうんだよな。人生を有意義に過ごしたいなら、「自分が腑に落ちて、そこに矛盾がなければ、素直に信じてみる」ことが大事であり、それを人生に生かせばいいんじゃないかということだ。これは、アニキ哲学の一つの柱でもある。何度もブログで言っているが、ホントに重要な考え方だと思っているから何度でも強調してやる。な、そういうことだ。
 では話を戻そう。ここまで話せばわかるよな。脳・カラダ・魂の中で、どれが一番エラいのかということなのだが、そう、魂だよな。だから、魂を鍛えなければならない。魂を鍛えるとは、心を鍛えるということだ。心を鍛えるには、よく考えて行動することだ。別に心を強くすることだけが魂の鍛錬ではない。優しさや感謝など、「剛」ではなく「柔」の部分の方が魂にとっては重要だ。脳が喜ぶのは「柔」の鍛錬の方だ。そして、脳が喜べばカラダも喜ぶという順番だ。これが人生のヒントだ。
 要するに魂の謎とは、魂がリーダーで、脳とカラダという「しもべ」を自由自在に操り、生まれる前に決めてきた課題をクリアするという、そのことが隠されていることにある。創造主は自分で答えを探せと言いたいのかもしれない。しかしその前に、厄介な「しもべ」を手なずけなければならない。桃太郎は犬・猿・キジが自分からお供にしてくれと言ってきたのを連れて、鬼退治に出掛けた。しかし、人間の場合はそうじゃない。この「しもべ」が素直じゃない。最初はまるで暴れ馬に近い。脳が支配するカラダという暴れ馬に乗れるかどうかということなのだ。だからまずは、脳とカラダを魂に服従させるところから人生は始まるのだが、ほとんどの人はそれができてない。だから、人生がうまくいかない。暴れ馬に乗れずに人生が終わるから、結局は課題自体もクリアできない。人生が始まる前に終わる人がほとんだ。
 でも心配する必要はない。何度でも生まれ変わることになるだけだからだ。

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