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サラリーマンの謎「なぜ脱ぐことを強要されるのか」(4/4) ~「脱ぐ」最大の理由~ [哲学]

 アニキが言いたいことは、「スペックという値札をすぐに捨てろ」ということだが、なかなか自分ではできないから「脱ぐ」ということをやらされる。これは精神的意味合いの中で説明した通りなのだが、無理矢理「脱がされる」のは本人のためであるからなのだ。そして、営業的意味とは対外的な措置だ。会社として、スペックをちらつかせて周りにアピールされたら迷惑なのだ。つまり、値札を付けたまま出勤してきて仕事をするような社員は、会社の評判を落とす。一流企業ならなおさらだ。だから、ここで一気に片を付ける意味がある。
 つまりこういうことだ。高学歴や語学の技能、海外でのバックパッカー経験などを引きずってこられると、会社としては非常に困るということだ。この理由はなぜかわかるか?例えばだ、営業に配属されたとしよう。いくら偏差値の高い大学を出てようと、営業で売る先は一般の商店街の八百屋や魚屋だったりする。八百屋や魚屋のオヤジは高学歴じゃない人がほとんどだ。しかし、金は持ってる。彼らの自慢は絶え間ない努力が生んだ有り余るお金なのだが、逆に学歴コンプレックがある人がものすごく多い。だから、大学出というだけでさぶイボが出るということだ。そこに高学歴をちらつかせたり、口に出そうものなら、不快感をバリバリに与えてしまう。そんな奴が営業に来ても、「絶対買ってやんない」となってしまう。本人の営業成績も上がらないが、このように会社に損害を与えてしまう結果となる。だから最初に、脱ぐことを強要して本人のプライドを破壊するのだ。
 頭の切れる人ならピンと来るのだが、「なぜ、脱ぐことに繋がるのか?」ここがよくわからないという未熟者にあえて説明しよう。就職するためにスペックを極めてきた奴は、脱ぐことなんかしたことがない。しかも、人前で脱ぐなんて行為に対しては、軽蔑視していたに違いない。そういう固定観念を打ち破るのが目的だ。魚屋のオヤジは、英語のスピーチより裸踊りの方が好きだからだ。だから、「人前で脱ぐことなんて、なんの抵抗もない」というレベルまで最初の段階で突き落とすのだ。すると、魚屋のオヤジとの飲み会で、裸踊りを披露することができる。エリート風情がそんなことをするわけがないと魚屋のオヤジは思っていたから、突然のサプライズに一気に距離は縮まる。課長時代の「島耕作」だってできなかったんだぞ。この場合のサプライズはプラス側のサプライズだから、アニキブログ「かっこよさの定義」のごとく、魚屋のオヤジの気持ちを掴むことができる。こういうことだ。だから、対外的な意味合いとして、「脱ぐことを強要する」ことが重要なのだ。
 そうなると、人前で脱ぐことが癖になる。新人でもないのにいい歳して自分から脱ぐ人がいる。これはやめてほしい。本人はサプライズと思っているかもしれないが、サプライズでもなんでもない。ただ汚いだけでみっともない。大人なら、「新人と同じ芸で乗り切ろうと考えるな!」といいたい。社会経験何十年という人は、別の方法でお客をうならせるべきである。宴会でお客をうならせてどうするんだ?実務でいかなきゃな。それを部下に見せなきゃダメだろう。じゃないと、部下もいつまでもお客の前で脱ぐことになるから惨めだろう。
 まあ、それは余談だが、要するにわかってほしいのは、会社に入ったらまず、「脱ぐ」ことは覚悟しろということだ。脱げば明るい未来が待っているぞ。脱ぐということが、どれだけ深い意味があるのか、理解してくれたと思う。
 では若者よ、宴会の前の日は、おちんちんをちゃんと洗っとけよ!それは、最低限のマナーだ。

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