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②「まがい者」に気をつけろ! [哲学]

前回、人生に必要な能力として「ホンモノを見抜くことが重要」と話した。だから極力まがい物には出会わないようにすることが必要とも言った。今日は、ホンモノの反対概念を勉強しよう。
 ホンモノの反対、それはまがい物だ。まがい物には2種類ある。その内、人生を左右するようなまがい物とは、実は「物」ではなく「者」、そう人なのだ。大概、「まがい『物』」を掴んでも「損した!」で済んでしまうが、まがい者に出くわすと人生がひどい目に遭う。出会わないように避けなければならない。まがい者は外見からは判別できない。特に若い未熟者には、まがい者とホンモノの区別がつかない。実際、既知の友人や知人の中にもかなりの数のまがい者がすでに潜り込んでいるのだ。こいつらをと極力距離を置き、近づいてこないようにしなければならない。そして、新しく出会う人達はホンモノであるべきで、まがい者と出会わないようにしなければならない。そのためには、まがい者を遠ざける虫除けが必要なのだ。こいつを纏って、まがい者との遭遇率を格段に減らし、周りがホンモノだらけになることが人生成功の鍵である。
 じゃあ、どうすれば虫除けを纏えることができるのか。それは、「軸」又は「信念」と呼ばれるもの。そう、「自分の行動軸を持つこと」だ。まがい者は信念・理念などを持った奴が嫌いだ。そして、信念から生み出された行動軸がまがい者を寄せ付けない。吸血鬼に対する十字架みたいなもの。では、その行動軸はどうやって作るか。ここにホンモノを見抜く目を養い、ホンモノから必要な事を学び、自分の信念・理念を完成させる。そこから自分の行動軸が生まれてくる。行動軸など一朝一夕には手に入らないから、大量にホンモノを見て、ホンモノと付き合い、己を磨くのである。すべては繋がっているのだ。
 そうだ、それで得た能力は「ホンモノを嗅ぎ分けられる力」。人生に必要な能力で、一度身につけたらなくなることはない、死ぬまで持って行ける力だ。こいつをぜひ身につけてほしい。そして、自分がホンモノとなってほしい。
 自分の周囲には多くのまがい者が潜んでいる。こいつらに出くわすと、人生を翻弄させられるし、誤った道を進むことにもなりかねないのだ。道が間違ったことに気づいた時は、すでにジジイじゃ悲しすぎるだろ。ならば、若いうちにホンモノを嗅ぎ分ける能力を身につけるしかないのだ。
 周りにウヨウヨいるまがい者は、一般的にはまがい者とつるんでる。そう、近くにうさんくさい奴がいるとしたら、悲しいが自分もまがい者だということだ。そこに気づいたら、すぐにホンモノを目指せ!自分にホンモノを見抜く力が備われば、周りのまがい者達は自然と離れてゆく。まがい者はホンモノが嫌いなのである。すると、付き合う人が変わってくる。ここが人生の変化点となり、プラスの方向へ向かうことになる。
 偉そうなことを言ってしまったが、家にはいつもアニキを罵倒し、言葉で危害を加えアニキの潜在意識にキズを付けるお方がいる。アニキが自分で選んだお方でもあり、間違っても「まがい者」と呼ぶことはできないが、このお方を避ける術は今のところない。

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