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「オブリビオン」からも学べる! [映画・ドラマ]

 「オブリビオン」とは、トムクルーズのSF映画である。アニキは監督が誰だとか、脚本が誰だとかはあまり興味ない。有名な俳優か、美人が出てるか、SFか、アクションかが、最初の選定基準だ。で、トムクルーズでSFだからは、見てみることにした。この映画のストーリーのおもしろさは、鑑賞者のパラダイムシフトが起こることだろうと思う。舞台は未来の地球だ。異星人との戦争で破壊された地球という設定だ。ストーリー展開は各人で見てくれ。この映画、娯楽として見るならよいが、人生の役に立つのかという視点で見た場合、あまり役に立たない。
 しかし、ひとつだけ見どころがあるのだ。それは、プロポーズの仕方だ。さすがアメリカ映画である。SF映画なのだが、プロポーズシーンはレトロタッチで一流だ。日本人はプロポーズなんてと軽く考えるが、グローバル視点では決して軽んじてはいけない儀式なのだ。女性は人生の一つのイベントであると憧れてるから、それはサプライズでなくてはならない。外人との結婚を考えてるなら、なおさら、絶対はずせない儀式であろう。
実はアニキには過去に苦い過ちを犯している。こともあろうに、プロポーズを軽んじてしまったのだ。軽んじてしまったというよりは、プロポーズ自体に全く意識は向いてなかったと言った方がいいだろう。実はプロポーズを軽んじると、結婚してから以降ずっとそのことを言われるのである。最初は笑って聞き流しているが、何度も言われるため、指摘される度にその罪悪感は募ってゆき、ついにはトラウマとなる。夫婦げんかの時も、これが相手の武器となる。もしかしたら一生言われるのではないかと思うと、ひどい仕打ちである。一事が万事とはまさにこのことだ。同じことを実感されたご同輩も多いはず。
 だから、プロポーズを工夫するのは重要で、その演出は思いっきりくさくていいのだ。すべっても想い出に残るから、気にしないでいい。お笑い芸人が美女と結婚できるのも、ここぞという人生の場面で思いっきりくさい演出ができるからではないかと思う。
 アニキは人生の先輩として忠告する。独身諸君よ、プロポーズを軽んじるな!と。そして早くから自分のスタイルを考案すべきだと。この映画ではそのサプライズが学べる。照れくさいとか、恥ずかしいとか思うが、気にするな。ここを誤ると、人生の歯車が狂う。そして、相手に武器を与えるな。
で、肝心のプロポーズシーンだが、トムクルーズがビルの屋上の望遠鏡を彼女に覗かせて、「ここから未来が見える。」という。半信半疑で望遠鏡を覗いた彼女がぼやけた物体をそこに見るのだが、それはトムクルーズが手に持っていたエンゲージリングだった。SF映画らしからぬシーンだろ。外国映画には、他にもプロポーズシーンがすばらしい映画はたくさんあるが、アニキはこの映画のプロポーズシーンが特に気に入ってる。しかし、こんなものを今またカミさんに見せようものなら、また過去のことを言われてしまう。だから、プロポーズで失敗した経験がおありのご同輩は、奥さんとは見ないことを忠告しておく。
 ということだ。求婚間近の諸君はぜひ参考にしてほしい。このシーンを真似しても一興。自分で考えた方がなおよろしい。すべってもいいから、思いっきり演出しろ。アニキも、もう一度チャンスがあれば、思いっきりくさい演出でプロポーズするのだが、それは来生までに研究しておくか。

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