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女は武装する「番外編」(2/2) ~機転の利く脳~ [哲学]

 女は、未知の物事や敵の力がわからずに突っ込んで行った場合、強靱な肉体を持たないためにイチコロでやられる可能性が高い。命の危険を感じたとしても、機転の利く脳も日頃から訓練していないため、うまくそこから逃げることも困難だ。だから女は、未知の物事や敵の力が分からなかった場合、絶対にそこへは行かない。そこへ行きたいという好奇心でさえ持ち合わせていない。どうしてもそこへ行かなければならないとしたら、できる限りの情報を入手した上で、武装してゆくことになる。
 ここで勘違いしてもらいたくないのは、女の脳が男より「機転が利かない」と言っているわけではない。女の脳も元は男と同じだ。女の脳も機転が利く要素はある。ただそれが、成長の過程で発達してないだけだ。機転の利く脳とは、先天的なものではない。肉体は先天的なものだが、脳をどう発達させるかどうかは、後天的な要素だ。発達する方向が違うだけだ。これは男女の性格に起因する。幼児の頃を思い出してほしい。男の子は好奇心が旺盛だから、興味があればすぐにそれに向かって突進してゆく。親がどこにいようがお構いなしだ。女の子は、興味があったものでも親の目の届く範囲にしか行かない、という習性がある。まあ、これは一般論だから、個体差のよりぴったり当てはまる話ではないが、こういう傾向がある。生まれた時点から、発達の方向は違うのだ。
 だから、機転の利く脳を作りたいと思ったら、危機的状況を数多く経験すればいいだけのことだ。よい知恵はそういった切羽詰まった状況の積み重ねから生み出される。アニキ過去ブログ「プレッシャーだけが人を育てる」でも話したはずだ。女は男より、そういった場面に出くわしていないだけのことで、脳の優劣の問題ではない。現代でも、海外の大企業の幹部など、男と競り合ってきた経験の女は世界中にいる。彼女達は皆、機転の利く脳を持っている。日本以外の国は、「女は優秀」という思いが強い。だから、全く卑下する必要はないし、機転の利く脳がほしいのであれば、好奇心を旺盛に行動し、積極的に鍛えてゆけばいいだけの話だ。まあ、リスクも大きいというハードルはある。
 これはしょうがない。人間の創造主がそういう風に人間を作ったからだ。好奇心旺盛な性格は、強靱な肉体があって初めて機能する。例えば、ライオンという動物を知らなかったとしても、男はまずそれに挑んでいく。挑んでいかなければ、ライオンがどんな生き物でどんな性質のものかがわからないからだ。最初の何人かはライオンに食われるかもしれないが、頑丈なカラダのお陰で逃げ帰ってくる男が必ずいる。そいつが他の男達と対策を練ることでできる。この、危機に直面して逃げ帰るという機能こそが、機転の利く脳を育てる。元々、家族を守るボディガードとして女の派生種として誕生した男と、それに守られて生活してきた上位種の女とでは、当然に脳の発達方向が異なるのは当たり前である。女の脳の方が優れている部分の方が断然多いのだが、それは「女は武装する(本編)」で説明しているから割愛させてもらう。
 アニキは何が言いたいのかと言うと、この現代では、女も社会という外界へ狩りに出なければならない時代になったということだ。ただ、現段階では日本は男社会であるために、男の脳の方が有利だよと言うだけのこと。そんな男と女の原始機能の性質さえ理解しておけば、機転の利く脳を作ればいいだけだ。
 なら、どうするのか?そうだ、女は武装すればよい。

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