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サラリーマンの武器「右左攻撃」(5/5) ~知らないことは罪~ [哲学]

 もし、攻撃に気づいていたのなら、この攻撃を防御するのは簡単だ。意識して攻撃してきた奴に対しては、万全の準備も可能だ。人事考課のバッテンや、激しいパフォーマンス付きお説教で、楽しくいじめてやればよい。そして、無意識に仕掛けてきた奴には、直接「それを右左攻撃って言うんだぞ」と、教えてやればいい。それが部下教育だ。無防備に受けてしまうと、自分が弱るばかりだ。
実は、この右左攻撃の厄介なところは、意識的だろうが無意識だろうが、その攻撃に気づかなければ、必ず人間はダメージを受け、心が弱るところにあるのだ。今、体調が悪い管理職や経営者は、この右左攻撃を疑ってみてはどうか。意識的か無意識かはわからないが、だれかが仕掛けてきている可能性があるかもしれない。アニキ哲学では、「心が病んできたなら、まずは部下の右左攻撃を疑え!」とよく言っている。
 アニキが言いたいことは、この右左攻撃を奨励するがためにブログに書いているわけではない。右左攻撃を使われる側、すなわち攻撃される側が「こんな武器がある」ということを知っている必要があるからだ。知らなければ対処のしようがない。「知らないことは罪」という言葉があるが、罪というよりは「損しないため」という方が適切だろう。右左攻撃という新種の攻撃が世の中に出てきたことを、もっと認識すべきなのだ。ウィルスと同じだ。人類を苦しめるために次から次へと新手のウィルスが登場するだろう。サラリーマンを苦しめる攻撃も時代と共に変わり、新手の攻撃が登場し、それは複雑かつ水面下で人を苦しめている。
 実は、相手を傷つけるがゆえに、反正当派の武器については極力触れてこなかった。なぜなら、悪用する輩が必ずいるからだ。アニキの武器は直接肉体にダメージを与えるタイプの武器ではないから、一旦攻撃を受けてしまうとたちが悪い。心が病んでしまい、放っておくと内面的な病気になってしまう。心の病が原因の病気はなかなか治らない。ひどいと死期を早めることにもなりかねないから、アニキは右左攻撃をはじめとする反正当派に武器の紹介をためらってきた。無意識に使うのはしかたないのだが、意識的に使うことはやめておいたほうがよい。
 今回紹介した目的は、使うことを奨励しているのではなく、だれかに使われた時に、使われたことにいち早く気づいて、心を防御するためなのだ。世の中のしくみはすべて二面性がある。何度も言うが、物事自体が悪いのではなく、悪用することが悪いのだ。使う使わないはすべて人の心が決める。物事は全く悪くない。だから、すべての物事の両面、すなわち二面性を理解して、反対面(ダークサイド)を使わないように気をつけることが正しい生き方だと考えるのがアニキ流である。
 ということで、また反正当派の武器を少しずつ紹介しいくから、楽しみしてくれ。


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