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アニキの進化論(5/5) ~これから人間はどうなる?~ [哲学]

 まず、よく考えてくれ。創造主はなぜ、人間という1種類のみを送り込んだのかだ。もし創造主が、知的生命体を2種類、地球に送り込んだとしたら、どうなると思う?人間だけでも、やれ民族が違うとか、やれ宗教が違うとかで争いや戦争を起こす。そこへ、もう1種類の進化動物が存在することを考えてくれ。間違いなく、地球の破滅だ。猿の惑星って映画を見たことあるか。あんな感じだ。人間とサルとの戦争が絶えない。人間はなぜか異種を受け付けない。これは、創造主が最初から装着させた感情なのか、あとから芽生えたものなのかはわからないが、当然人間とほぼ同等の知的生物が存在するなら、それとは闘うことになる。
 だから創造主は、知的生命を一つの星に1種類しか置かないのだ。それを、人間が「強欲」のまま生き散らかしていたら、送り込んでくるんだよな、もう1種類の知的生物を。送り込まれる生物のレベルは、創造主が人間にどれだけのお灸を据えるかによる。人間と同レベルならまだかわいい。人間バクバク食う種族なんかを送り込んできたことを想像してみてくれ。「進撃の巨人」みたいな感じかもな。脅かすのはアニキの趣味じゃないから、このくらいにしておくが、悲惨だよな。まあ、そういうことにならないようにするために、早く「心の時代」しなければならない。心の時代になれば、創造主は天敵でお灸を据えたりしないだろう。
 要するに、他の星にいる宇宙人も同じはずだが、知的生命体は絶対に「1つの星に1種類」だ。これが原則だとアニキは考える。但し、これは今の人間のレベルでは、という話だ。
 もし人間をさらに進化させたいと創造主が思うなら、平和な心の時代となり、戦争や争いがなくなった時に、創造主は別の種類の知的生命体を地球に送り込んでくるかもしれない。映画とかでよく描かれる、人間を滅ぼそうとする目的の厄介な奴だ。つまり、人間にとっての真の「天敵」だ。その天敵が現れた時、それに対抗するために人間は新たな進化が始まり、新たな能力に目覚めるはずだ。天敵なければ進化なし!
 そうだ、アニキ哲学「プレッシャーだけが人を育てる!」

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