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アニキの進化論(4/5) ~人間の天敵~ [哲学]

 進化の話に戻る。実は創造主がどの段階で人間を地球にお送り込んだかはよくわからない。700万年前のホモサピエンスの時代よりももっと後かもしれない。どの時代からかは、ここでは特に重要ではない。
 重要なのは、人間はサルから進化はしてないってことだ。サルから進化したなら、他のサルだって進化してもいいはずなのに、なぜ人間だけが進化したのだ。ここに進化論の矛盾がある。人間がサルから進化したなら、今も進化途上のサルがいてもおかしくない。例えば、チンパンジーが近年、初めて飛行機を飛ばしましたとか、最近ニホンザルが石で道具を作りはじめましたとか、あるサルの種類が、50年ぐらい前から2本足歩行を開始しましたっていうニュースを、アニキは聞いたことがない。
 これって、どういう意味かわかるか。人間の祖先って言われるホモサピエンスって700万年前に出現してるんだよ。しかし、その後に続いて進化してきたサルは1種類もいないなんだぞ。これですべて説明できる。要するに、人間はサルから進化したのではなく、創造主によって、ある時代に地球に送り込まれたのだ。このあとの話をするには、この前提が必要だ。人間は地球に「意図的に送り込まれている」って事実を認識する必要がある。
 すると、いろいろ見えてくる。人間の脳だけ特殊な訳は、「いろいろ考えて適応しろ」ということだ。脳に「知恵」「欲望」「理性」「人に褒められるとうれしい」「困ってる人を助ける心」などという装置を付けられて、地球に降り立ったのだ。700年前なら、周りは敵だらけだ。周りの猛獣に素手で立ち向かうには弱すぎる。「知恵」を使って、集団行動を取るようになり、道具を考案した。最初は猛獣から身を守り、食料を得る必要があった。人間は知恵を使ってどんどん進化した。そのうち、地球上のあらゆる生き物よりも強くなってしまい、周りに敵はいなくなった。そこで、体の進化は止まった。しかし、欲望は際限がなく、次第に争いの時代に突入するのだ。戦争で同種を殺し侵略する。大量破壊兵器まで作り、環境も破壊する。地球古来の生き物には迷惑きわまりない。これは果たして創造主が意図したところだったのか。
 いきすぎの状況には必ずしっぺ返しがある。創造主は常に二つの能力を同時に与えているという二面性論を思い出してくれ。強欲で悪い事ばかり考えているから、地球上の生物の中に敵はいないが、現在は病気という天敵を与えられている。生物ではなく微生物が現代の敵だ。もしくは、ストレスでもいい。この病気という天敵について、常に科学の力でねじ伏せてきた。これが本当の解決なのだろうか。人間は傲っているのだ。病気の治療法を発見したからと、喜んでいるが、そうじゃない。「なぜ、病気という天敵が出現してきたか」を全く考えない。ここに気づかないから、次から次へ恐ろしい病気が出てくる。これを考えることができるようになれば、恐ろしい病気は出てこない。しかし今、人間は全然懲りてない。
 アニキの仮説では、恐ろしい病気を次から次と治療法を開発していい気になっていると、恐ろしいことが起こると予測する。そうだ、本当の天敵の出現だ。人間の創造主が、今は微生物クラスの天敵を出して、人間に気づかせようとしている。ここで気づかないのなら、一気に天敵を送り込み、わからせようとするだろう。

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