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プレッシャーだけが人を育てる(5/5) ~まとめ~ [哲学]

 アニキはこのブログの中で何度も言ってるが、「科学で証明されてないことは信じない」ということは、今生を棒に振るぞと。非科学的でも、自分の腑に落ちるなら信じた方がよい。世の中うまくいってる奴は、科学で証明されてないことでも、「たぶん、そうだろう」と思ってやってる奴らだ。だから、世の中にはうまくいってない奴の数の方が断然多いのだ。これが、世の中のしくみ。だから、早く気がついた方が得なのだ。
 そう考えると、プレッシャー克服なんて簡単だろう。簡単ではないプレッシャーを簡単にして、ぴょんぴょんと乗り越えてゆくのだ。考え方ひとつで、脳が味方についてくれて、一緒に乗り越えてくれる。途中でプレッシャーに潰されて出世できなくなったサラリーマンは数え切れない程いる。つぶれた人には悪いが、彼らは自分の実力だけで闘った立派な人達だ。これはこれで、本人も本望かもしれないのだが、せっかくなら、結果もだしたいよな。世の中のすべての事にはコツがあるのだ。
 皮肉にも、現在の社会では自分の実力以上のものを出さないと、この激しい競争には勝てないことになってる厳しい時代なのだ。胃潰瘍になったとか、鬱になったとかよく聞くが、なってしまったものはどうしようもない。だから、そうなる前に考え方を変えて、プレッシャーを乗り越えてゆく。しかも、ひとつのプレッシャーを乗り越えたあと、ゾンビ状態では困る。ぴんぴんしていなければダメだ。だって、すぐに次にさらに大きなプレッシャーがやってくるから。次々とプレッシャーを乗り越えられるのは、プレッシャーを軽減しながら進んでいった無傷の者だけだ。
 そうやってプレッシャーを克服してゆくうちに、顔が変わる。目つきが変わる。しゃべり方が変わる。精悍な顔になってくる。どんなにブ男でも、女にもてる顔になる。「ぼくちん」から「ホンモノの男」に変貌を遂げる。要するに、修羅場をくぐってきた男の顔だ。そんなオマケも洩れなくついてくる。
 だから、日頃から「成長するにはプレッシャー」と口ずさんで仕事をして、問題が起これば、「よし、来た!」とチャンスだと思うことだ。で、目の前に起きた問題をがんばって解決してゆくうちに、いつの間にか階段の頂上に立っている。いつ、ジャンプ台に乗って飛び上がったのか、自分ではわからない。実はこのジャンプ台、ジャンプした本人はそれに気づかない。しかし、周りはみんな気づいている。あいつはジャンプしたと。なぜかというと、プレッシャーの中に身を置くと、その眼前の解決に全身全霊を注ぐから、冷静に自分を見る余裕がない。自分を見る余裕があるなら、それはプレッシャーとは呼ばない。そこに余裕がないから、人間は成長するのだ。目の前の事件が自分を成長させるプレッシャーかどうかを見極めるのは、そのあたりも感覚も重要だ。
 ではみんな、サンタさんがプレゼントを持ってくるように、プレッシャーを心待ちにして、仕事してくれ。
 おっとそれと、アニキの「脳の謎シリーズ」も読んでな。今日の話がもっと深く理解できるから。
 では、みんなの成功を祈る。
 
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