SSブログ

自分の土俵で闘え!(2/5) ~帰ってこいよ~ [哲学]

 話は逸れるが、人間の最大の競争である戦争について触れておこう。戦争では多くの人が死ぬ。人間の創造主や神様がその事実を見てどう思うのであろうか?映画などで戦地へ赴いた兵士が、窮地に貧したら神を拝む光景はよくあるだろ。なんか解せないよな。自分が生きのこるためには相手を殺さなければならない。その生きのこるために神に祈る光景は、アニキとしては「ん?」である。自分が生きのこるために相手は死んでもいいのか?それを神に頼んでもよいのか?不思議だらけである。しかし、アニキはこの理屈はなんとなくわかる。神、アニキは創造主と呼ぶが、創造主は人間同士の争いには無関心だと考えている。だから、助けもしなければ殺しもしない。勝手にさせているだけである。
 実は人間の創造主は、人間がいくら死んでもかまわないのだ。なぜなら、人間の死はただの肉体の死であって、魂の死ではないからだ。肉体が死んでも魂は死なずに創造主の元に戻るだけだからだ。創造主や神様にとっては、魂こそが人の本体であり、肉体はただの魂の入れ物、言わば乗り物だ。だから、たまに創造主は天変地異を引き起こして大量の人名を奪うが、そのことも説明できる。ノアの箱船は神の所業として人類をほぼ全滅に追い込んだが、その理由は簡単に説明できる。創造主にとって、自分の思惑と違った方に進んだので、ただのやり直しである。欲と競争で行き過ぎた大量の人間に、「ま、一辺、帰ってこいや」というのだ。これでが地震などの天災の理由だ。
 創造主は何者かはわからないが、アニキは高貴な芸術家の一種とみている。芸術家って自分の作品に不満があると、作品をたたき割ったりするだろ。それと同じ行為が天災だよ。自分の作品の作り直しのために、魂を戻す行為だよ。それが天災だ。迷惑な話だが、創造主は人間を作った芸術家なんだから。創造主が芸術家というわけなら理解しやすいだろ。
 作品をぶん投げて、「みんな、一度、帰ってこいよ!」だ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。