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人生の準備期間「学校」(8/17) ~アメリカの罠(1)~ [哲学]

 当時の坊さんは知っていた。運がよくなるには心が重要だということを。だから、心を鍛えることを教えた。そういう意味では、坊さんが先生として適任だった。坊さんは算数や理科なんかはわからない。そんなものはただの特殊技術にすぎないから、自分でやればいいというぐらいの扱いだ。人として重要なことは、何より「心」だ。学校の始まりはお寺で、先生の始まりは坊さんだ。それが日本の学校のルーツである。

 そう、学校とは元々、勉強を教えるところではない。心を教えるところだったのだ。だから、昔の日本人は心が豊かだった。アニキ過去ブログでも日本人のすごさを話してきたよな。「日本人の偉大さ」「仕事と作業」で紹介したはずだ。日本人の「道(どう)の精神」や戦後の急速な復興、さらには根に持たないサッパリした性格などで現在の地位の日本の地位ができあがっている。
 話は逸れるが、なぜ日本が今低迷しているのか知っているか?なぜ日本は、戦後の復興の勢いのまま突っ走ることができず、失速してしまったのか?これはすべてアメリカの罠にはまったためだ。そこはさすがアメリカだと言っておこう。
 実は、太平洋戦争で負けた日本という国をアメリカはなめきっていた。白人はアジア人なんか屁とも思っていない。白人は、世界で一番優秀な人種は白人だと思っている。今でも心の中の本音はそうだ。有色人種を心の中ではバカにしている。それを表に出すと、人種差別だとかなんだかんだでうるさいから、言わないだけだ。というわけで、日本人をなめていたものだから、戦後復興においてもそんなに締め付けずに、心は自由にさせていた。個人個人を見たら、アメリカ人よりも小柄だし、性格も温厚で飛び抜けた人物もいない。東洋人は欧米人に比べると脳が小さいと馬鹿にした。大したことないなと、高をくくっていたわけだ。そうしたらどうだ。みるみるうちにアメリカに近づくまでになった。アメリカは焦ったよな。大したことがないと思っていた日本人が、ヨーロッパの先進国も抜いてきたからだ。同胞である白人を抜いてアメリカに迫るその勢いは、チョット生意気だなと感じたわけだ。
 ところがアメリカはプライドが高い。直接的に手を下せば、世界から弱い者いじめとか、英雄の国がかっこ悪いとかの評価を受けてしまう。アメリカは世界が憧れる国でなくてはならないから、表だって手を下せない。そこで、罠を仕掛けて長期的に日本を堕落させようという作戦に切り替えた。貿易関税だとか法律だとかの直接的な制裁ではない。日本人の心を揺さぶる作戦を開始したのだ。アメリカは日本人というものを研究した。そこで出た結論が「心」だ。日本人は心がすごいということがわかった。心のすごさは脅威であることを、アメリカは知っていた。だから、アメリカは心を鍛えるために、キリスト教を奨励している。銃を持ってもいいような自由の国に心がなければ、それこそ無法地帯だ。北斗の拳の世界がリアルに存在することになる。
 だから、日本以外の諸外国は、宗教がなければ無法地帯となる可能性が高いのだ。

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