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人生の準備期間「学校」(6/17) ~リアル人生ゲーム~ [哲学]

 「運が良くなる」ことが人生で一番大事なことだろ。それなら、学校でそれを教えてゆくことが最も優先順位の高いことだ。そのために、「素直さ」「感謝」「優しさ」を教えてゆくことが絶対だ。それなのに、「そういうものは自分で学べ」「家庭で教えろ」というような世の中のスタンスだ。

 幼稚園では、先生から挨拶などを教わる。先生の言うことをきくという「素直な心」を学。そして、友達に対して注意したり、いたわったりという「優しい心」、ありがとうという「感謝の心」を学ぶ。そこで、心に広がりができる。なのに、小学校ではその心の広がりをさらに大きくしようとせず、そのまま固まらせてしまう。つまり、せっかく幼稚園で心のストレッチを終えたのに、そこで心を鍛えないものだから、また心が固くなってしまったり、縮んでしまう子どもも多いのだ。心も筋肉も伸び縮みさせなければすぐに固まる。世の中の柔らかい物はすべて、動かさないと固まるという性質を持つのだ。心は手で触って伸び縮みさせることは不可能だ。だから、外側から力を加えてやるのだ。それがプレッシャーだ。プレッシャーで心を鷲掴みにして、揉んでやるのだ。で、固い物をいきなり揉んだらどうなるかわかるよな。そう、ひびが入って壊れてしまう。だから、柔らかいうちにもみほぐし、さらに柔らかく大きく広げてやる。こうすることで、より大きなプレッシャーにも耐えられる。心の病はすべて、大きなプレッシャーでガチガチの固い心を揉んでしまうことで起こるのだ。

 社会に出たら、見たこともないような大きなプレッシャーの連続だ。それに対する耐性がないと、簡単にひねり潰されてしまう。大海にこぎ出した瞬間から、「リアル人生ゲーム」が待っているからだ。卓上での人生ゲームとはわけが違う。おもちゃのお金や債券が飛び交うのではなく、現ナマが飛び交い、そこに人間関係からむ。うまさにリアル。このリアル人生ゲーム上をサラリと進んでゆかねばならない。そのためには、ルーレットの目の出し方が最も大事なことだと、子どもの頃「人生ゲーム」で学んだはずではないのか!貧乏農場行きは、すべてはサイコロの目が決めた。人生ゲームでは進むスピードも重要だったよな。そう、スピードもサイコロの目だ。だからアニキは過去ブログ「サラリーマンの武器シリーズ」でも、その第二番目に「サラリーマンの武器スピード」を紹介した。

 卓上人生ゲームでは、ゲームにおける技能などなにもいらない。すべてサイコロの目だ。良い目を出せや奴が勝った。つまり、運のいい奴だ。リアル人生ゲームには努力は必要だが、最小限の努力にしたいはず。ならば、まずは好きな目を出すことができる技能である「運」だろう。欲しいサイコロの目を出せなければ、人生回り道もしくは貧乏農場だ。そんな簡単なことに文部科学省は気づいていない。

 アニキは言う、すべては「運」だ。だから、小中学校で心を育てなければならない理由はここにあると。

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