SSブログ

夫婦の謎(11/12) ~人間性を磨け!~ [哲学]

 そして、奥さんの話を聴くことができて、少しは奥さんも心を自分に開いてきたことが肌で感じられたなら、次は、家事の手伝いをプラスする。休みの日、一食ぐらいはオヤジがメシ作れよと言いたい。男の料理だ。そう堅く考えるな、男の料理は遊びだ。アニキの尊敬する木村東吉さん(POPEYEの元モデル)もそう言い切ってる。地味な料理より、イベント料理が男にはふさわしい。フライパンを振れたほうがかっこいいよな。魚をさばけたほうがかっこいいよな。鍋ものなんかは、それこそ男の料理にふさわしい。それを休みの日に買ってでる。買い物からすべて自分でやってこそ、男の遊びだ。それを習慣化する。で、たまには土曜の夜に奥さんと二人で食事に出掛ける。子どもにはカレーでも作っておけばいいだろう。食事だけじゃなく、トイレそうじなんかもいい。一家の主がトイレそうじをすると、お金が貯まるというだろ。その真意はアニキも調査中だが、なんとなくそうじゃないかと思ったりもする。社長が自らトイレそうじをする企業も多い。要するに、家事でできるところはいくらでもあるということだ。常に奥さんの動きを見ていて、気を回せということだ。気配りは、仕事だけでやるものではない。人生の全方向に向かってするものだ。奥さんにだけ気配りしないという輩が、日本にはやたらと多い。地道に奥さんに気を配れ!と言いたい。
 それをしないで、定年後に壮大なプランを計画したところで、「笛吹けど踊らず」だ。いい歳の熟年サラリーマンなら、「やるなら今でしょ」ということだ。そして、「そのくらい気づけよな」と言いたい。恥ずかしがってる場合じゃないだろう。一家の幸せの構築というノルマをこなせないで、仕事ができる男と言えるか?奥さんの親に挨拶に行った時のことを思い出せ!「〇〇さんを絶対に幸せにします」って誓ったんじゃないのか。今の状態で奥さんは幸せか?男に二言はないだろう。だから、会社でいくら仕事ができても、女房とは別れましたという男を、アニキは本当の意味で尊敬はしない。いろいろ理由があるだろうが、一時が万事だ。そうなる前に打てた手はあるはずだ。仕事と同じだろう。できる男なら何でも先回りで動くだろう。そして、できる男なら失敗してもリカバリーも早いもんだろう。できる男が、「家じゃできてねぇ」なんてのは、かっこ悪いよな。若い時の離婚はまあ、未熟者同士ということで大目に見てあげてもいいが、熟年離婚はアニキ哲学においては許されん。熟年での離婚は、仕事ができない男と見て差し支えがない。周りにそんな男がいたら、大いに軽蔑してやってくれ。
 奥さんひとり何とかできないで、他人を何とかしようなんて、できるわけがない。「できるよ」という奴がいたら、それは大概「できているように見えてるだけ」だ。会社という利害が絡まった世界での話であって、人間性だけが勝負の世界では全くできちゃいないということだ。それが証明されるのは、定年後だよ。定年後に寂しい思いをすることになるのは、「俺は今、人間関係はできてる」とか、「人間関係には自信がある」と、はき違えてる奴なのだ。そうならないために、人間性で勝負する世界において、自分を試しておく必要がある。
 その最も適した場が「家庭」であり、その核である「夫婦」なのだ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。