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人間の仕掛け各論「人間関係」(3/12) ~真の原因の追及~ [哲学]

 だから、もっとも考えなければならないのは、「人間関係の存在意義」であり、それがわかってないから、人間関係に悩むことになるのだ。血止めしかしないから、応用が効かず、人間関係が改善されないのだ。「すべての出来事は真の原因がわからないと解決しない」というのが、世に中のしくみだ。ならば、人間関係の意義が明らかにならないと対処できないはずだろう。仕事では真の原因は追及するくせに、うまくいかない個人的な物事においては、それをしようとしない。仕事では、思い込みがダメ!とわかっているくせに、自分の人生における出来事では、いつも思い込みで進めてしまう。だから、うまくいかないし、真の原因も見えてこないのだ。結果、何も解決してないことになる。解決しないまま人生を進んでいくもんだから、問題は大きくなるばかりだ。血止めをして、一時は解決したように見え一息つくことができるかもしれないが、根本が解決してないから、また新たな問題が発生する。人間関係のややこしいところは、対象が人間であるだけに問題はその都度変化するから、同じ問題は起こらない。だから、新たな違う問題が発生したと思ってしまうのだが、実は発生原因は同じである。根本原因を究明せずに血止めだけするものだから、元は同じ問題であることに気がつかないだけである。対象となる相手が変わったり、対象となる状況が変わっただけで、発生するメカニズムは同じだ。で、人間関係はややこしいと考えて、悩むことになる。できれば避けて通りたいと思うことになる。しかし、この世の生まれてきた以上、避けては通れないのが人間関係なのだから、うまくやるしかないのだ。
 そう、本当は、学校で教えることは勉強でなく、この世に生まれてきた理由から説明して、人間関係の存在意義も説明して、うまくやることを教えてほしいものだ。しかし、人間関係のしくみは科学で証明されてないから、教科書には載らないし、教育課程にも組み込まれない。さらには、教える側の先生は人間関係については達観してなければならない。つまり、先生は人間関係においては悟りの境地にいなければならないから、それは無理な話でもある。だから、このブログで話すしかないのだが、別に信じなくてもいい。アニキの話が腑に落ちるのであれば、信じればいい。自分で検証して、そこに矛盾がなければ信じてもいいはずだ。
 まず、人間関係の謎など今世で証明されることはないのだから、疑ってるとジジイになってしまうだけだ。これからの人生、さらに人間関係で悩む歳月と心労を考えると、心が楽になる方法を自らで見つけないといけない。

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