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人間の天敵(4/4) ~絶対天敵~ [哲学]

 天災についてひとつ言えることは、地球上の人間すべてに打撃を与えてないということに注目だ。それは必ず、地球上の1箇所で起こる。全地球が巻き込まれるような天災は、過去に一度も起きてない。何億年も前には、地球上に巨大な隕石が落ちてきて、当時の地球の生き物すべてを巻き込んだという調査結果があるが、その時人間はいなかった。地球上の全人類がすべて巻き込まれるような天災を、まだ一度もその経験をしていない。それは、どういう意味であろうか?ここに天災の目的がある。
 天災の目的とは、天災に巻き込まれなかった人に対しての提言であるのだ。天災の影響を受けなかった人達は、それについて考えることが必要なのだ。また、そこで考えて人間的成長ができるように、創造主は人間を作っているからだ。ここが一番のポイントだ。天災という災害が天敵にならないように、人間は自分達で考えて答えを出してゆく。過去から少なからずそれができているから、人間は天災によって絶滅していないのだ。地球上の生き物ですでに絶滅した種は多い。その中において、人間が絶滅種でなかったのは、その賢さ故であると理解している。
 地球上の他の生き物にはすべて、「これ」と名指しできる天敵が存在している。これをアニキは、「絶対天敵」と呼ぶ。例えば、カエルにとってのヘビだ。しかし現在、人間の天敵として「これだ!」というものはまだない。それはなぜなのかを考える必要がある。実は、創造主はわざと天敵を作ってない。「人間の天敵とは何か?」という命題から考えさせるという狙いだからだ。だから人間の場合、先に挙げたすべてを天敵と考えて、それが天敵にならないようにどうしたらよいかを考えて生きるのだ。ここが人間に与えられた課題なのだ。天敵の存在を自らが作り、それに対する心構えを学び、そして克服してゆくという「天敵道」なるものが導き出されなければならない。今がまさにその時であるのだ。奇っ怪な病気が蔓延し、異常気象が起き、戦争や紛争が各地で起きている現在、そろそろ人間は気がつかないといけない。創造主が出してくるカードに気付かなければならないのだ。
 そうしなければ、更なる恐ろしいことが起こる。それは、地球上の他の生き物のように、「絶対天敵」が現れることになる。人間にとっての絶対天敵とはまさに、SF映画の世界だ。エイリアンのような宇宙からやってくる人間の天敵である。これだけは嫌だよな。夜の道なんか、怖くて歩けないよな。ましてや、アニキはいつも夜中はベロベロに酔っ払ってるから、すぐに食い殺されてしまう。そんな世の中だけにはしたくないよな。

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