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人生とは「仕事」だ!(5/6) ~人生を楽しめ~ [哲学]

 昨日は「人生なぜなぜ」で脱線してしまったので、話を元に戻そう。
 今日はまとめていきたい。仕事が人生であり、今の仕事は自分で決めてきた。そして、くだらない上司や業務内容も自分で決めてきたということだ。愚痴りたくなるのは、それを克服するのが人生の目的としているからで、避けて通ってはいけない。だから、周りは悪くない。自分のために周りがわざと悪役を演じてくれてるだけである。相手の成長する修行のために、「わざわざ」演じることを約束して生まれてきたから、そうしてるだけなのだ。
 ここまで言えばわかるだろう。この修行の相手とは、仕事上でのライバルである同僚や上司、後輩ではない。自分の心だ。己の心が修行相手だ。ここがわかってないから、周りを批判し愚痴ってしまい、うまくいかないのだ。周りの問題ではなく、自分自身の修行だと、自分に言い聞かせて、これからどう対処しようかを考えればよいのだ。
 じゃあ、どうすればよいのか?ここからが本題だ。原点に戻ろう。人生は楽しい方がいい。というか、楽しまなければならない。この点には異論はないはず。なら、「人生は仕事」だ。仕事を楽しまなければならない。楽しくなくては何事も長続きしない。会社を辞める若者のほとんどはこれだ。辛くて楽しくないからやめるのだ。楽しければ誰も辞めない。辞める理由はいろいろあるだろうが、すべてこれだ。気付いていようがいまいが、辞める理由はこれだ。
 では、仕事を楽しむとはどういうことだろうか。楽な仕事がいいのだろうか?ヒマな仕事がいいのだろうか?それとも簡単な仕事か?ストレスの少ない仕事?実はどれも考えが間違ってる。よく考えてほしい。上記のような仕事は、仕事を楽にして仕事以外の事に楽しみを見いだそうとする話だ。趣味は趣味でよい。仕事のストレスを忘れさせてくれる。これも人生では重要だが、あくまでメインディッシュを引き立てる付け合わせだ。ここをはき違えてはいけない。付け合わせがあって初めて料理は引き立つ。人生も同じだ。だが、趣味はあくまでメインではない。
 話がまた逸れてしまった。要は、仕事を楽しむとは、仕事の能力を上げることにつきるということだ。仕事を突き詰めてゆくと見えてくる境地がある。つまり、前回までの話の中にある「周りへの配慮」と「見返りのない感謝」だ。自分の業務能力を高めながらこれをやる。感謝トルネードで一気に出世するし、取引先からは信頼を得られる。この時の信頼は、個人にくっついてくる信頼であり、会社についてくるものではない。
 また話が逸れるが、ここは重要だから少し説明しておこう。一般的な信頼は会社についてくるもので、個人についてくるものではない。若い連中は、自分が信頼されてると勘違いしてしまうのがこれだ。ここが理解できてないと、会社の力と自分の力量をはき違える。お客さんに信頼されているのは、個人ではない。「〇〇会社の××くん」を信頼しているのであって、この「〇〇会社」が抜けると、だれも相手にしない。若者だけの話ではない。定年退職したあと、以前の部下を同じように扱うだが、だんだん離れていってしうまうのはこの原理だ。だから、あくまで会社あっての自分だという謙虚な姿勢が必要だ。

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