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仕事と作業(後編) ~プロとは意識の差~ [哲学]

 では、皆が日々やってるのは「仕事」なのか「作業」なのか、果たしてどっちだ?「こんな忙しい時に頼みやがって」なんて愚痴っている奴は、間違いなくやっているのは作業だと言える。以前のブログでも言ったが、コピーひとつとっても、曲がっていたり薄かったりなんていうのは作業だ。サラリーマンは仕事で給料をもらっているという意識を忘れてはならない。そして、給料をもらって仕事をすれば、それはプロだ。「プロ」って言葉が付いてないが、サラリーマンだって立派なプロだ。プロゴルファーだけがプロじゃないんだぞ。曲がったコピーを取って、プロといえるか!「俺の仕事はコピーじゃないから適当でいいんだ」という言い訳が返ってきそうだが、会社は「コピーひとつまともにできない奴が、仕事ができるとは思わない」ものだ。管理者の目線とはそういうものなのだ。いずれ自分が管理者になればわかる。
 昨日も言ったが、仕事ができるとは、作業を仕事に変えればよいだけのこと。この微々たる差をやるかやらないかにかかってる。そうだ、こんな些細なことだからやるべきだ。
 だから常に一つ一つの業務について、「俺が今やってることは仕事なのか、作業なのか」と自問自答しなければならない。そして、自分はプロなのだという自覚も持たねばならない。作業なんかしてて、俺はプロだなんて恥ずかしいぞ。
 重要なことは、仕事ができる奴は作業をしていないということだ。そして、意識を変えることだけで、誰でもすぐに仕事ができるようになる。ここにサラリーマンのマジックがある。これを習慣にすれば、いつの間にか「一流」になれる。一流とは、プロの中のプロだ。な、だからいつも「俺はプロだ」という意識を持ち、自分の仕事のアウトプットに対し、「これがプロの仕事か?」と反証することを癖つければよい。
 一流のプロになると、なぜか時間的余裕ができるもの。いつもバタバタしているのはプロではない。プロは余裕があるから、落ち着いていて実にかっこいいのだ。この余裕については、「かっこよさの定義」で詳しく話そう。
 そう、プロとは「仕事に対する意識の違いだけ」なのだ。

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