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「お寺参り」の秘密Ⓒ [哲学]

 今日は明王様からだな。この人は熱血教師、いわば教育係だ。企業で言えば、厳しい先輩ってとこか。悟りを開こうとしている人や世の中を良くしようと思ってる人をビンタしてがんばらせる役目だ。だから、明王様へのお参りもお願いじゃダメだ。おっかない顔がさらに怖くなるぞ。熱血教師に点数あげてくれって頼んでも、ビンタされて「おまえがんばれ」だけだろ。そうだ、明王様は熱血教師だから、当然お礼の言葉だ。「おかげさまでうまくいってます。ありがとう。」これだけでいい。
 または、自分の努力が正しいのかどうかを訊きに行くのが最高にいい。今の自分が歩んでる道が、ちょっと違うんじゃないかと思う人も多いだろう。その場合、明王様に訊いてみるのは効果的だ。「私の努力は間違ってますか。」とか、「私の将来はこの方向で間違ってませんか。」と訊く。ここで注意だが、「今自分ががんばってることに対して訊いてみる」ことが大事だ。がんばってないのに訊くと、「がんばれ」と、ビンタが飛んでくるぞ。
 それで間違っていれば、近々夢か何かで教えてくれるはずだから、そのサインは見逃さないように。基本的に間違っているなら、そこからビンタして引きずり上げてくれる。ほっとけないのが明王様だ。
 そして天だが、天はガードマンだ。いろんな様々な天様がいるのだが、それは守る範囲が広いからだ。現代社会は複雑だ。健康、財産、商売、安全などいろいろ守らなきゃならないものがあるだろ。だから、それぞれ担当を決めてガードしているのだ。だから、ガードマンへお願いしてもダメなのだ。ガードマンへ言う言葉は、そう「お礼」。「守ってくれてありがとう。」だ。なぜなら、お願いを叶えてもらう前にまずやらなければならないのは、今のこの悪しき状態を止めること。キズができて血が吹き出してるのに、体質変えるより血を止めるのが先だ。そう、「お礼の言葉」が血を止める。
 そして、それぞれの天様には名前があるから、役割担当もすぐわかるだろう。お金が貯まらない人や散財ぐせの人は、弁財天様に、「財産守ってくれてありがとう。」商売がうまくいってない人や商売人は、大黒天様に、「商売がうまくいってありがとう。」よく事故に遭う人や悪い人間にだまされやすい人は、四天王様に、「安全に過ごせてありがとう。」だ。
 今、自分がそれでうまくいってなくても、そう言うべきなのだ。なぜなら、「各天が守ってくれてるから、今の状態でいられる」と思わなきゃだめだ。そうしなきゃ、「負は連鎖する」から、もっと悪い結果を引き起こすだろう。そう、「不幸は複利で膨らむ」と覚えておこう。だから、これ以上悪くならないように、「不幸はここで止める!」ことが大事だ。血が止まるだけで運が向く人の方が多いんじゃないかと、アニキは思うが、どうだろうか。
 お寺参りする奴は、「不幸を防御して、改善したい」はずだ。完成された仏様の防御システムをまず理解すべきだ。いまさら、2千年以上も前にできた仏様のしくみに文句言ってもしょうがないだろう。そうだ、とりあえず「天には感謝で血を止める!」と心に焼き付けろ。

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