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女は武装する「番外編」(1/2) ~動物チックな男~ [哲学]

 「女は武装する」本編でも触れたが、男と女の歴然とした考え方の違いについて補足しておきたい。本来、男と女にはそれぞれの役割があって、人類の歴史の中でそれぞれの性格が作られてきた。しかし、何の危険もない現代では男女の性質の差は必要なくなってきていることに問題がある。
 男の性質のひとつに注目したい。男は常に丸腰で物事に望む者が多い。行き当たりばったりで何でも挑戦してみる。そこでボコボコにされて初めて、「これじゃダメだ」と気づき、前向きな意識が芽生えはじめる。まあ、人間の派生種だからしかたないのだが、そんな行き当たりばったりの性質がある。一方女は、絶対にそんなことはしない。慎重に物事を進める性質がある。元々男に守られていた立場だから、未知のことに丸腰で挑戦するという好奇心など持ち合わせていない。これらは、「女は武装する」本編(1/14~14/14)に詳しく書いてあるから、ぜひ読んでもらいたい。この番外編では、その性質の違いにスポットを当てたい。
 例えば、素人参加OKの長距離マラソンなんか、男はノリで参加するが、女はノリでは絶対参加しない。未経験者を無理矢理誘ったところで、参加をOKするのは男だけだ。男は未知のことに対して、簡単に「やってみようかな」と思う。反対に女は、未経験であれば絶対に出場しない。仮に、無理矢理誘って何とか参加する女がいたとしよう。それは、過去になにがしかの経験があり、全く未知の物事ではなく、少し理解もあり自信もあるからだ。そして、恥をかかないように直前まで練習もするはずだ。しかし男は、自信がなくても練習する奴の方が少ない。何とかなると思っているから、行き当たりばったりでいいのだ。女は芸能人ではない限り、決してノリだけで参加することはない。このことは、別にマラソンに限ったことではない。新しい物事へ挑戦する場合における男と女の考え方の違いであり、大概当てはまる。
 これはどういうことかというと、男はまず行動して物事を判断するのだが、女はそれができない。男はまず物事や敵にぶつかっていって、それでコテンパンにやられたら、次に考えて対策を練る生き物だ。この当たりはサルやなんかと同じだ。有史以前から持つ狩人としての本能であろう。これは、強靱な肉体と好戦的な性格と機転の利く脳があってできる技だ。相手がどれほどの力があるのかわらずに挑戦してボコボコにされたとしても、強靱な肉体で防御できる。そして、危機的状況に陥ったとしても、機転の利く脳があるため、すばやく逃げる道を考える。そして、自分の体験により物事や敵の強大さを思い知るが、そのために具体的な対応策も充分に練ることが可能だ。要は、やってみなければわからないという発想が根底にある。しかもそこには、好奇心と強靱な肉体とはセットで備わっている必要があるのだ。そこはさすがに人間の創造主だ。男を木の枝から作った割には、うまくできていると言える。
 さらに、男は素直さに欠けている。人の話を鵜呑みにしない。命からがら逃げ帰ってきた男を見ても、それを聞いた他の男は「俺なら倒せた」と思ってしまうところがある。要は、自分ならぶざまな負け方はしないというのだ。ここでも好戦的な性格を反映している。変な自信があるために、素直さという大切な性格が欠如している。さらに、天の邪鬼という性格も持ち合わせている。これらはプラスに働けばいいのだが、なかなか厄介だ。
 アメリカ映画などで、人の言うことを聞かない自分勝手なヒーローに人気があるのは、この現在社会では粗野でいたいがそれができない日常のストレスに対して、画面で自分勝っ手に振る舞う姿に心地よさを感じ、それに憧れるためだ。「いいね、あの態度」ってもんだろ。
 男とは、全く野蛮きわまりない性質を持つ動物チックな種なのだ。

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