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人間の仕掛け(5/7) ~災難に勝つ人~ [哲学]

 創造主は、常に人間を正しい方向へ進化させようと監視している。大概のことには目をつぶるが、「どうしてもこれはだめだ。」と思った時、不幸という形のイエローカードで知らせることになる。このイエローカードを偶然のことと考えて放っておくから、2枚目のイエローカードという不運なできごとがまた起こることになる。サッカーではイエローカードは3枚までだが、創造主が渡すイエローカードは際限がない。イエローカードはどんどん溜まっていくことになるのだが、さすがに創造主も嫌気が差すだろう。不幸のレベルを上げてくることになる。言ってみれば、不幸なできごとがひどくなるということだ。最初は愚痴で済むぐらいのできごとも、だんだんとそれがひどくなり、危害に変わってくる。病気なら、最初は風邪程度だが、最後は癌になるような感じだ。どこで気づくかが創造主と人間の根比べとなるが、当たり前だが大概は創造主の勝ちである。あまりにひどい不運な出来事には、人間の肉体は耐えられないからだ。
 つまり、創造主の元へ魂が呼び戻されることで終わる。それが人間の輪廻転生のしくみの一つである。どんなにケンカが強くても、それを自慢できるのは相手が人間だからである。ケンカの相手が創造主なら、だれも勝てない。相手が人間なら勝てるかもしれないが、天災や不慮の事故に勝てる人間はいないのだ。天災までいかなくても、自分に起こった嫌な出来事ですら勝てない。ケンカがいくら強くても意味がない。どんなに屈強な心の持ち主でも、不幸にはなかなか勝てない。不幸が続くと挫けてしまうのが人間だ。
 しかし、勝てる人が2種類存在する。ひとつは、世の中のしくみを理解し、それを受け入れて日々を過ごす人だ。不幸や災難は創造主の「お知らせ」であり、その都度きちんとそのお知らせの理由を考えて反省する人だ。こんなタイプの人は本当に希だ。大概目立たずにつつましく生きている。世の中のしくみを知っていても、ひけらかすことはしない。いつも笑顔で穏やかに生きている。周りに多くの人が集まるから、探すのは簡単かもしれない。がしかし、間違ってはいけないのは、宗教の教祖だ。教祖には多くの人が集まるが、なんかきな臭いよな。アニキの調査では、本物じゃない人がいる。大きな声では言えないが、お金を要求する宗教は要注意かもしれない。そう、金の匂いがする教祖には要注意だ。そんな教祖はある意味、人間の仕掛けがわかっている。わかってそれを金儲けの道具にしている節がある。そこがアニキには許せないが、ついてゆく奴にも問題がある。まあ、宗教の自由の国だから、自分で考えて本質を見抜いてほしいと思う。宗教に関しては、アニキは言いたいことが山ほどあって切りがないので、まあこの辺でやめておこう。

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