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物事の本質を見極めろ!(4/5) ~言葉の槍で突け~ [哲学]

 まずは、相手の固定観念に風穴を開けてやるのだ。固定観念ができてしまうと、書かれたものや友人の言葉を簡単に信じてしまう。別に、すぐに何でも疑う天の邪鬼になれと言ってるのではない。前提の本質を見極めた上で、それは表面しか見ていないなとか、本質を見誤ってるなとか、正しくないなと思ったら、相手の固定観念に風穴を開けてやるのだ。風穴を開けるためには、やんわりと言っても意味がない。風穴は「一言で短く」だ。アニキはこれを、「言葉の槍で突け」と教える。すばやく短くだ。何でもそうだろう、穴を開ける時は、「すばやく短く」が基本だ。固定観念とは風船だ。すばやく鋭く短く槍のように突かなければ変形するだけだ。やんわり言っては元に戻るだけで意味をなさない。元に戻ると厄介だぞ。矛先が自分に向かってくるから、間違いなくケンカになる。だから、一撃必殺だ。すばやく鋭く短くだ。
 先ほどの「お前バカか」がこれに当たる。これを言われてカチンときた瞬間に、もう一突きだ。「目的を考えろ、バカ」とか、「もっと大人になれよ」「本質見ろよ、ボクチン」ぐらいで突く。トーンはあくまで穏やかな方が効果的だ。この槍は、心に穴をあける槍だから、小さく鋭く突く。動きは最小限だ。最小限の動作、これが短くの意味である。声を荒げると、相手の心は防護壁を立てるから、穴が開かない。相手が無防備な状態で、すばやくチクッと突く。お友達なんかは、チクッと突くだけでいい。深傷を負わせるのが目的ではないから、ここは気をつけるポイントだ。勝つための秘訣と同じだ。相手に防御させないという基本がここでも生きてくる。最小限の力で勝つ秘訣は、相手が無防備にしておくことで、人生でも全く同じだ。
 アニキは何が言いたいのかというと、本質を見抜けない友達に、それが見抜けるように導いてやる。人生で最も重要な能力である「本質を見抜く力」を、早くから鍛えるように向けてやるのが友達ってもんだろう。言いにくいことでも、本人のためなら本気で教えてやるのが本当の優しさだ。だから、くだらない固定観念なんか、破ってやるのが友達の優しさなのだ。
 ゴメン、アニキブログの基本は相手を変えることではなく、自分を変えることだから話を戻そう。「面接官が自分だったら」と考えるのが最もリーズナブルだ。面接を受けた人がギリギリの点数の時、合格にしようか不合格にしようか迷うよな。印象が悪いと落とすはずだ。これが人の主観だ。ここに公平さは存在しない。なぜなら、公平かどうかなんて、面接官以外のだれも判断できないからだ。落とす理由など、あとからいくらでも取って付ければ済むことだ。前述の運転免許一発試験の話も同じである。面接など試験官の裁量により判定する試験の場合、技術の出来不出来ではない。あくまで試験官の主観がすべてを決めるのだ。
 そう考えると女性はすごい。面接管が男だろうと想定すると、胸が開いた服で行く。すばらしい戦略である。女性は物事の本質を見抜く眼は男よりあると言える。

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