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魂の謎(4/6) ~魂と脳のケンカ~ [哲学]

 アニキが言いたいのは、乗り物が壊れると修行どころじゃないよということだ。不幸にも、この乗り物は自家用車と違って乗り換えられないことになっている。人間はそういう風にできてる、当たり前だな。カラダだけじゃない。脳もまた乗り物の一部だ。もっと優秀な脳がほしいから取り替えたいなと思っても、それも無理だ。しかも脳は、創造主への通信機能を持っているだけでなく、カラダの自爆スイッチまで持たされている。かなり厄介なパーツなのだ。では、脳の自爆スイッチの話を少ししておこう。
 これもアニキブログ「脳の謎」でも説明しているのだが、この脳の機能は怖い。魂と脳の相性がよくないと、脳はカラダを悪くさせる。カラダの調子を良くするのも悪くするのも脳のさじ加減ひとつだ。魂のやってることや考えてることがおかしいぞと思ったら、脳はすかさず、カラダに不調を出してそのことをやめさせようとする。例えば腰痛や頭痛、または高血圧なんかで軽いサインを送る。脳はこのシグナルを出して、魂の考え方を改めさせようとする。その時点で気付けばよいのだが、魂はそのことに気付かずに、医者へ行ってしまう。医者は西洋医学だから、対処療法しか施さない。鎮痛剤などの薬でもくれて終わりだ。痛み止めは、痛みが止まるだけで何の解決にもならない。ここから、魂と脳とのケンカが始まるのだ。魂は治ったつもりでいるから、何も気にしない。脳は考え方を改めさせようと腰痛を起こしたにもかかわらず、それを意にも介さないその行動に腹を立て、さらなる手段に出る。
 内臓疾患や精神疾患だ。脳はその人の弱い部分を突くのだ。心が弱ければ精神疾患で、カラダが弱ければ内臓疾患を起こさせる。そうだ、脳を怒らせるとエラいことが起こる。だからアニキはいつも、「脳とは親友でいろ」と言い続けるのだ。魂に対して脳が親切に出してくれてるサインを見逃すと、脳は魂に対してカチンとくる。魂もよくカチンとくるのだが、魂の場合、カチンとくる相手は常に他人に対してだ。その対象は自分以外の「人」だ。しかし、脳がカチンとくる対象は、常に「魂(自分)」に対してだけだ。そう、脳は魂にカチンとくるから、「そういうつもりなら、どうなっても知らないぞ」となる。ここで、脳は内臓に命令して悪いホルモンを出させる。内臓には意思はない。カラダはすべて脳に支配されてるから、内臓はただそれに従うのみ。脳はカラダを攻撃するホルモンをたっぷりと出させ、病気にさせてしまう。これでもか!的な感じでいく。魂はそこで、「ちょっとおかしいぞ」と気づけばよいが、これもまた手術して薬飲んで治してしまう。
 こうなると、脳と魂の戦いは激化するだけだ。脳は次の手段を考えることになる。さらに重たい別の病気にさせるのだ。次に弱そうな部分を病気にする。まるで、イタチごっこなのだ。

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