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酒の秘密(1/3) ~なぜ人は酒を飲むのか?~ [哲学]

 アニキは酒が大好きだ。決して強くはないが、酒飲みながら後輩を説教したり、同僚にウンチクを語ったりするのが好きなのだ。酒に関しての意見は様々だが、実は酒にはものすごく重大な秘密が隠されている。今回は酒について、アニキ哲学の観点から酒の秘密を暴いてみたい。
 人はなぜ酒を飲むのであろうか?まずはここに最初の疑問がある。人はなにかあると常に酒を飲む。祝い事から悲しみ事まですべてだ。人が集まれば酒を飲む。サルも酒を飲むらしいが、天敵だらけの森の中で酔っ払うわけにはいかない。これは、「絶対天敵」が存在しない人類ならでは習慣だ。牛や馬が酒を飲んで管巻いていたという話は、聞いたことがない。そうだ、まずこの酒を飲むことは、地球上では人間だけが持っている習慣であることを認識しなければならない。ここが肝心だ。創造主はなぜ人間にだけ酒を飲む習慣を与えたのだろうか?人間が勝手に酒を発明又は発見し、飲みはじめたのであろうか?創造主は、人間に意図的に酒を与えた。と考えるならば、他の生き物にはない人間特有の力に対し、酒が何らかの目的を果たすと考えるのが妥当だ。
 では、人間特有の力とは何か?他の生き物にはない力だ。人間と他の生き物との違いを比較すればいい。まず大きな違いは、その存在意義だ。動物は「種の繁栄」が目的である。しかし、人間は違う。人間は「進歩」だ。種の繁栄のあるのかもしれないが、アニキはそうは思わない。この話は長くなるので、後日ブログ「人類の存在意義」で説明しよう。ここでは、他の生き物との存在目的の違いだけを挙げておく。そして、脳の構造も大きく違う。人間の脳をここまで大きくしておいて、考えて行動することをその行動理念としている。そして、考えて行動するがゆえに、社会を形成して、複雑な各種組織のなかで生活してゆかねばならない。だから、ストレスが溜まる。
 アニキは何が言いたいのかというと、人間だけにこのストレスが存在する。サルが食べ物を取ってくるのに、ノルマや予算なんかはない。並んでレジで待つ必要はないし、森の中にラッシュや交通渋滞もないのだ。しかし人間社会には多様なストレスが存在する。人間はこのストレスを何とかしなければ、心も体も病んでしまう。700万年前から人類は存在し、集団生活をしてきたくせに、未だに集団社会でのストレスをなくすことができてない。これは、創造主が意図的にストレスは進歩させないように人間を作っているからだ。なくすことはできないのだから、人間は「考える葦である」から、何とかストレス発散方法に知恵を絞ったのだ。これが、人類が酒を欲する理由である。酒がストレス発散目的だということは、誰でも確信できると思う。
 そう、このアルコールが入った飲み物である「酒」は、ストレス発散のため、脳を麻痺させることがその目的である。だから、「人はなぜ酒を飲むのか?」という答えは、「酔うために酒を飲む」のだ。「酔うために酒を飲む」というこの定義がまず大きな柱となる。ここをまず押さえておいてほしい。
 友達や家族に、「なんで酒を飲むの?」と訊かれたら、「酔うためだ!」が答えとして正解なのだ。

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