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日本人の偉大さ(1/6) ~日本人は異端~ [哲学]

 ソチオリンピックで盛り上がってる昨今、久しく考えていなかった日本人の特性、つまりは世界の人々の中における日本人の気質について、思い起こしてしまった。さらには、海外離れした若者が増えているという話も、最近よく聞く。今日からは、その日本人の偉大さというテーマについて 話そう。
アニキは以前の商社マン時代から、海外出張が多く、中国では6年近くも仕事していたこともあり、外から「日本人」というものを考える機会が多かった。外から日本人を見たとき、一言で言うなら、「世界標準では、日本人が異端だ」ということ。日本人が正常で常識的であり、外人が非常識だと思うのは、日本から出たことがない日本人の考えだ。現実はそれとは異なる。海外勤務の日本人と話していると、よくこの話題が出る。そう、外人から見れば、日本人が異常で異端なのだ。
 では、日本人のどこが異端なのか。その考え方が異端らしいなのだ。外国人から見れば、日本人は律儀すぎるというのだ。「なぜそこまで時間を厳守するのか」「なぜ約束を守ることに命までかけるのか」「なぜ誰も見てないのに怠けないのか」と、まだまだたくさんある。昔、知り合いの中国人から、「なぜ日本人はお金が返せなと、自殺するのか?逃げればいいじゃないか。なぜ逃げない?」と詰め寄られた。それが、海外お常識だ。日本人から見れば、借りた金は返すのが当たり前のことだが、外人から見ればそれが不思議らしい。逃げるのが当たりまえだと。日本人は、「約束」対してシビアで、それが日本人に対する信頼を生んでいる。
 がしかし、一方では日本人は信頼できるが、一緒に仕事をすると疲れるとの意見も多い。そしてまた、一番多い意見は、「なぜ昼と夜との性格が違いすぎるのか」と言う。世界で活躍する日本人ビジネスマンの夜は乱れている。これも、外人には不可解らしい。
 このような二面性気質が外人には奇異に見えるらしい。しかし、海外で仕事をしてみると、日本人の仕事に対する姿勢のすばらしさに外人は驚く。どの企業も、くだらない怠惰な人間を派遣している企業は皆無だ。中にはくだらない奴を派遣している企業もあるかもしれないが、アニキはそんな奴に会ったことがないので、ごく少数だろう。
 感心するのはその仕事っぷりだけじゃない。すぐに、その国の文化に溶け込んでしまう。その場所を堪能している人がやたら多い。食べ物なんかにも興味を示し、現地の食べ物の美味しい物を良く探して、紹介してくれたりして、すごく楽しそうだ。アジアであれば、毎晩日本食屋で大笑いして、赤ら顔で焼酎飲んだくれているのが日本人だ。そして次の日朝には、まるで別人のように真剣な顔つきで、仕事に没頭する。外人との交渉においても一歩も引かないし、詳細なデータや根拠を突きつけて、押しまくる。そんな光景をアジアのあちこち見てきた。
 アニキは言う、「日本人は偉大だ」と。

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