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「真夏の方程式」で、人の心を学べ! [映画・ドラマ]

 ガリレオは、うちのかみさんが福山好きという理由で見始めたのがキッカケだ。天才的な頭脳で、謎を解明し事件を解決してゆく展開が毎度で、福山の頭の良さを前面に押し出したドラマという設定だった。しかし、この作品は違う。犯罪に関係した人間の心の物語である。いつものガリレオドラマのような事件解決の痛快感やすっきり感はない。ストーリーはかなり重たい。見終わった後には自分の中の道徳観と闘うことになる。
 そうなのだ、犯罪者側に大きな事情があり、その人達の心の温かさが身にしみるのだ。犯罪者の正義が理解できすぎてしまい、犯罪という法律違反と正義を掲げる警察とぶつかる。正義は立場によって変わるものだ。ガリレオも謎を解くのだが、本当に解いてよかったのかという結果になり、我々も考えさせられてしまうのだ。
 俺は、ホスピスのベッドでのシーンと前田吟の取り調べシーンでは号泣してしまった。いいか、この映画から学べるものは親の心の暖かさだ。大切にする者の心だ。親子関係が希薄になっている日本人に、すごく重要なことを教えてくれる。いいか若者よ良く聞け、これ見たなら親の心を学べよ。そして、子どもがいる奴は、子に対する親の心を学べよ。次のシーンが出てきて心に刺さるぞ。そう、「恋愛関係の上をいく人間の心とは、親が子を想う心」だ。これが愛の中でも人間の最上級の心だと思う。みごとに心洗われた。まさにこれは親子愛の映画である。
 ならばまだ間に合う、これ見た後はみんな、親を大切にしろよ。自分が勝手に大きくなったなんて思ったら大間違いだ。
今日の格言:「正義は立場よって異なる」
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